写真は、息子が頂いた花束。昨日が誕生日でして、親は食べることばかり考えておりましたが、
知り合いの方が、わざわざ届けてくださいました。息子、中年女性のファンが多いのでアリマス。
父が退院して1ヶ月とまぁ半分くらい。
いやもぅ、何も書いてきませんでしたが、そりゃあイロイロありましてねぇ。
私は神経磨り減って・・・いえいえたいしたことはないのですが、
疲れて免疫力が落ちてくると、とたんにどこかが「あれっ?」になるのは、確実に加齢の症状です。
歯茎は3回も腫れるわ、朝から頭痛がするわ、何もしないのに首や背中がパンパンにこるわ…
かといって、寝込むほどのこともないので、ついついそのままダラダラと1日を過ごす…。
いやぁとんでもない一ヶ月でした。
幸い、すでに脱却しまして、今、もーぜんと動いております。
それもこれも、父がらみのアレコレだったのですが、まず父は、帰宅後半月にして「胃が痛い」…。
わかるんですよ、なんたってせっかちで、何でも気を回す人ですから、
半身がちっと思うようにならなくなって、自分で毎日チリチリしているのです。
リラックスしてのんびり暮らして…と言っても、性分的にムリ…。
退院してすぐに、ご近所さんにご挨拶に行きました。
私も一緒にいって、お見舞いや留守中のお礼をし、さてもどろうとしたら、
父が、足が不自由になったので、玄関チャイムが鳴っても今までのようにすっと出られないので…と、
先にオコトワリを申しました。相手はもちろん、ご理解くださって「ゆっくりでいいから」と。
ところがそれから数日、おかずが届いたり、お見舞いがあったり、回覧板がきたりと、
玄関でピンポン鳴ると、父は必死で出ようとするわけです。
電話も同じで、帰ってきてすぐに、遠くの親戚友人に電話をして
「今までみたいにすぐ電話に出られないから、まってね」…と。
それなのに、3日目に我が家に電話…「今うちに電話したか?」
しないと答えるとダレだか気になる…洗面所にいたそうで、急いででようとしたが切れてしまった…です。
「ダイジな用ならまたかかってくるから」と言いましたが、このへん、なくなった母とそっくりおんなじ。
夫婦って似るんですねぇ。
あせって出ようとすれば、足元がおろそかになる、たとえなれた家の中でも転びかねません。
自分で「時間がかかる」と宣言したんだから、自分が一番それを自覚しなさい…と、娘が親に説教の日々。
そのほかにも、親戚が尋ねてくるだの、保険の書類がどうだの、雨戸を直すだのとやっているうちに、
父の胃が痛んだわけです。私はすぐ「神経性胃炎だわ」と思ったのですが、
なにしろこの2月になくなった伯父が「胃ガン」もやっていまして、父は最悪のことばかり考える…。
検査に行くことになりましたが…その前の会話。
「胃がね…こんな感じでシクッとするんだ…で、こんな感じで…(どう聞いても重症ではない)」
「とりあえず、病院へ行ったほうがいいよ」
「うん、それで月曜日に検査入院してくるから」
「じーちゃん、それは医者が決めることだから、希望しても簡単に入院はさせてくれないよ」
「だって、あるだろホラ、4~5日泊まって検査するやつ」
「そりゃ人間ドック、しかも5日もかからん」
「そうか~でも、やっぱり泊まってじっくり検査して…」
「だからそれは医者が決めること、ついでにイマドキの検査、フルコースやっても1日で終るから」
「もしかしたらそのまま即入院もありえる」
「そんな重症なら、今こうやってお茶飲みながらしゃべってらんないから」
ネガティブじーちゃんは、やっと診察を受け、その時改めて検査日が決まりました。
検査日を決める受診だというのに、しっかり「入院グッズ」を詰め込んだボストンバツグ持参で行きました。
あれほど「よほどのことがない限り、検査は当日しないし、入院もない」と言っているのに…。
医師にも「用意よすぎる」と笑われたようで、いざ検査当日はいつものリュックでいきましたが…。
自宅のテーブル横には「緊急入院用」に、全部「グッズ」が並んでおりました。
もしもの時には、私がそれをまとめて持ってくればいいように…。
帰ってきて「なんでこう先走るかねぇ」と言ったら
「だっておまえ、切ってあけたら手のほどこしようがなくて、すぐそのままとじちゃうってことだってあるだろ」
じーちゃん、切ってあけてダメ…くらい重かったら、元気よく三食シッカリたべられまへんで。
昨夜、京都のイトコと電話で話したら
「おじさん、どないしたはる?」
「あいかわらずよ」
「あ~せっかちに暮らしたはるんやな」
「毎日メーター振り切ってる…」大爆笑…。
で、検査の結果「胃」は大丈夫でした。ただ、原因不明の胃以外の痛みがまだあります。
痛いといっても時々シクッと来るくらいらしいのですが…。これは経過観察となりました。
それよりもなによりも、実は胃カメラのための麻酔、これで検査後に血圧が一気に下がってしまい、
一時間半点滴につながれたんです。私は、そっちの方がよっぽどコワイ…。
足のむくみがなかなかとれなかったり、手の動きが退院時より少し落ちたようだと言ったり。
まだまだ落ち着かない様子です。もっとも胃がなんともないとわかったら、
あいかわらずメーター振り切っておりますが…だれか止めて…。
というわけで、来月初めの退院後初めてのリハビリ科受診。
またしても「ボストンバッグ」かいなと、今から思っています。
がんばりじーちゃん、がんばりすぎないで…。
難しいところですね。
父自身が、もともと「リンと鳴ったらとんで出る」の性分ですから、
あれを直しゃいいんですけどねぇ。
私はもうアホらしくなって、気に病むのをやめました。
こっちの身が持ちませんし。
時々説教して?のんきにいくことにします。
それにしても、とんぼさんの気疲れが心配です。
どうぞ、ご自愛もお忘れなく~!
だいじょーぶ、全く似ない夫婦もおりますで。
父は、木が回りすぎるのです。
元気なころは、それでなんでもさっさとやっていましたから、
いろいろ思うようにならなくなって、あせりもあるかと思います。
私もちょっと振り回されましたが、なぁに「ぶんっ!」と振り切りましたので。
似るのでしょうねぇ
ポリープは検査時にちょちょいと簡単に切除出来ます(経験者)が
消えていらしたとの事 何よりです
お父様は 心配性で先走り過ぎるご様子。
それで とんぼさんも心配し体調不良に
是非 ゆっくりお休み下さい。
どうぞ ご自愛下さいませね。
できなくなることへの恐怖と、私に面倒かけまいとするキモチと、
それでパニックみたいになっていました。
胃については検査の結果、母の介護中にみつかった
ポリープも消えていて、かえって状態はよかったのですが、
精神的な日々の積み重ねが…ですね。
本来は前向きな人ですから、今日もバスに乗る練習をかねて
駅ビルでノートを買ってきました。
毎年年末に買う日記帳を、去年はそれどころではなかったので、
メモしてきたことをノートに書き写すそうです。
私もやっと落ち着きました。
なにしろあせって怪我されるのが、
一番こわいので、ハラハラしています。
正確はなおりませんねぇ。
長く老人施設で働いていたイトコが、
「年をとるほど考えられる範囲が狭くなって、
それがこちらから見るとワガママに見える。
本人はいっしょうけんめいなんだけどねぇ」と。
私もほんとにそうだと思いました。
それと、どうしても思考回路が狭まってくるのか、
物忘れも進んでいます。
ボケまではいきませんが…。
老いることのたいへんさを思います。
やはり依然とは違いますから、
日々あせりやイライラがあるのだと思います。
八つ当たりされたりはないのですが、
ムリをしようとするので、
ブレーキかけるのがたいへんです。
胃の具合もシンパイないとなって、
ようやく落ち着いてきています。
自分をかさねています。
お父さまの気持ちの揺れ動きが
手にとるようにわかります。
ましていろいろに気持ちがまわる
持って産まれた性格もおありでしょうが、
<出来なくなることへの恐怖>は
私もこんどの捻挫事件で思いました。
検査が決まっていらっしゃるとか、
どうかお父さまが心穏やかに
暮らせますようにと祈るばかりです。
読ませていただきながら私は自分を
振り返りながら学んでいます。
とんぼさんが疲れをおこされませんように。
うちの義父とは正反対。周りの人間がこうしたらと思っても言ってもどうにもならないんでしょうねえ。
とんぼさんが神経性胃炎になりませんように!
そうそう年配の方の麻酔は思っている以上に問題が起きるようですね。義父もそうだったのですが、知り合いからその後問題が起きたとい話をよく聞きます。難しいものですね。
考えず神経質にもならないのでしょうが、
思うように動かないイライラで胃にきた
のかもしれませんね。
その様子を見ているとんぼ様もストレス
からかもしれませんね。ためない様に気を
つけてくださいね。