写真は近くの大きな柿の木、実が大きくなっていますが、まだ青柿なので、
ちーっとも目立ちません。そのうちオレンジ色にお化粧します。
自然界は正直ですね。
さて、オリ・パラが終わりました。
私は今でも「開催」には疑問を持っています。やらなかったらコロナはどうなっていたか。
それがわからないので、簡単には言えませんが…。
学校観戦についても「子供たちにレガシー」なんて言ってましたが、
日本全国の子供たちが見られるわけではなし、ごくごく一部の生徒だけに、と思うと、
もっと別の「レガシー」にする方法があったのではないかと思っています。
そもそも、実際に選手がスポーツしているところを見せる…というのなら、
普段から不便な思いをしながらあちこちで練習しているパラ選手はたくさんいます。
折に触れて、そういう人たちを学校に呼ぶなり見学に行くなり…。
パラリンピックだから…と急に「レガシー」なんて言葉を口にされると、苦笑いです。
とりあえずは、選手や関係者には、大きな感染や重体や重症にはならなかったことは幸いでした。
開催には首を傾げ続けていましたが、開催されれば選手の皆さんは力いっぱい戦っています。
その雄姿、心意気には、思いっきり拍手をおくりました。
オリ・パラ、開会式も閉会式も、やたらと比較されたりお気の毒なことです。
関わった方々、特にオリンピックの方は、直前までゴタつきましたから、
さぞ大変だったと思います。
元々商業ベースになったときから、ショー的な要素が年々大きくなってきて、見ているのも疲れる…。
今回は簡素に、短く、で、かえってすっきりしてよかったのではないかと、
私なんかは思っています。映像技術がとんでもなく進化しましたから、短くても楽しめました。
私は金づち、四肢がないのになぜ泳げる、しかも銀メダル、私は自転車は今だ立ち漕ぎができないのに、
片足だけでナニあのスピード、両腕ないのに足でボール投げて、口で銜えたラケットで卓球。
私は温泉卓球もロクにボールが当たらないのに…。
人間の可能性…なんて陳腐な言葉しか出てこない私ですが、ほんとに人間はスゴイ、です。
四肢をなくしたんじゃない、ないものを補えることを知った人は強い!
そこにたどり着くまでの心の苦労を、私は知る由もありませんが、想像することはできます。
デキは不細工でもとりあえず五体は満足、年は取ったけどとりあえずボケてもいなさそう、
それならボーっとしている場合じゃない…チコちゃんに叱られずとも、生きなければなりません。
明日はまた今日より新しい日です。
モタモタでもユルユルでもズリズリでも、進んでいこうと思います。
世の中がどうであれ、自分にできることは限られます。その限られたことをやるよりありません。
父は2回目の接種間近で、更にその前には介護認定の審査があります。
ほんの少しずつでも前に一歩踏み出す、いやぁ半歩ぐらいかな、足の裏1個分かな…
それでも「立ち止まってはいない」と、思うことにしています。
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