最近は「ゲーム」といったらもう「テレビゲーム」や「ゲーム機」、
カルタとかトランプ、双六なんてお正月でもやらないんでしょうね。
子供のころ、それもかなり小さい頃ですが、トランプといえば「紙製」でした。
10歳くらいでしたか、クリスマスプレゼントとして、
はじめてプラスチックのトランプを買ってもらった記憶があります。
角がケバケバにならないし、すべりはツルツルしてキモチいいし…、
しばらくは時々あけて触るだけでゼッタイ使いませんでした。
柄は今でも覚えています。ディズニーの「眠れる森の美女」、
オーロラ姫の眠っている姿でした。どっかにあるはずだー!
7並べやババ抜きをお正月だの冬休みだの、恒例行事のようにやってました。
親は、子供につきあってやってくれてましたね。
私にはトランプにまつわる母の思い出があります。
実父が亡くなって、しばらくたったころ、
母は毎晩のようにトランプのひとり遊びをしていました。
「一週間」と呼ばれるもの。
パソコンのゲームでは「ソリティア」っていいますね。
当時は実父が突然なくなり、残された仕事を続けていかなければならず、
母は当時39歳、誰も代わってくれる人はおらず、私はまだ12歳…。
私が同じ立場なら、きっと仕事はあきらめて外へ働きに出ていたと思います。
でも母は、父がせっかく残してくれた仕事だからと、がむしゃらに続けました。
いつ寝るのかと思うほど、朝から晩まで動いてましたね。
子供だからわかりませんでしたが、当時の母は、
毎日プレッシャーに押しつぶされそうだったのだと思います。
母はソリティアをとにかくだまって、ただだまーって続けていました。
あれも、そうそうカンタンにはあがりませんが、
とにかく詰まるとグシャグシャッと崩して揃えて、チャッチャッときり、
また並べる…それを際限なく続けるんです。
夜中ふと眼が覚めて、母がそれをしているのを見るとなんだか切なくなりました。
あれはたぶんストレス解消であり、不安を打ち消す儀式であり、
自分を鼓舞する時間であったのだと今になって思います。
後年、のーんびりと「ひまやわぁ」と、ソリティアをしているのを見て、
なんだかホッとしたことでした。母はその後「オセロ」にハマりましたわ。
私も今、息子が夜中におきてしまったときなど、
パソコンですが、ソリティアとかフリーセル、やっています。
ふと、あの頃の母のかみつきそうな顔を思い出しては、
のんきにやっていられる自分のシアワセを感じます。
さて、写真の説明があとまわしになりました。
右上においてある花柄が、普通のサイズのトランプです。
大きなトランプは、もっちろん「ディズニー・ランド」のおみやげです。
あのショッピング街に「マジックの道具」を売るショップがあるんですが、
そこで買いました。デカすぎてこれで7並べをやると、すんごい場所とります。
比較に置いたオリエンタルな花柄、これはうちのオットが海外出張のとき、
飛行機の中でもらったもの。昔は「カードください」というと、くれたんですと。
ほかにも「火消しの半天」がならんだのとか、飛行機の図柄があったのに、
見当たりません。きっとオットの部屋でょう。
けっこう台湾だのマレーシアだのボストンだの、西へ東へと行っていたので、
そのたびに機内のおみやげにと、もらってきていたのですが、
バブルはじけて、くれなくなったらしいです。
ん?これでおみやげ、ごまかされてた?
えー、カルタの歴史についてはあんまりよく知りません。
とりあえずポルトガルの「carta」がそのまま「カルタ」になったということ。
私たちはカルタといえば「いろはカルタ」などと言っていますが、
トランプのことなのですね。ちなみに「トランプ」とは「切り札」のこと、
「ダウト」なんかをすると、ここぞというときに「ダウト!」って言いますね、
アレと同じで、ここってときに「トランプ!」と言いながら、
切り札をだしていたのだそうです。それが名前になったんだそーで。
外国ではトランプは、「プレイング・カード」もしくはただ「カード」です。
ただのゲームが、賭け事に使われるようになって、幕府は例によって、
何回も「禁止令」をだしていますが、その網の目をくぐるのにできたのが「花札」
まぁ「賭け事」というのは、いつの時代もなくなることはないんですね。
トランプを真似て、日本人が作ったカルタがけっこうあるのですが、
「ウンスンカルタ」というものがあります。
種類、ハートとかクラブとかですね、あれを「スート」または「スーツ」
といいますが、ウンスンカルタは5種のスート、1スート15枚です。
このスートのそれぞれに数字の札と、今のトランプで言うところの、
K・Q・Jという「絵札」にあたるものがあり、その最初が、
「ウン」これは確か「神」、「スン」が「唐人」だったと思います。
そこから先は知りません。で、この「ウン」と「スン」が、
「ウンともスンとも言わない」の語源だといいます。
強いカードらしいですから、それがでなくて勝てそうにない、
言葉も出ない、なんてとこからきているんでしょうかねぇ。
最近はトランプもパソコンですが、今夜は久しぶりに「ホンモノ」で、
チャッチャッと切って、やってみますか…。
そうそう、私はちっと左利きの「ケ」がありまして、
小さいときから、トランプを切るのも配るのも左です。
だからなんだといわれても…ですが。
テレカと同じで、家の中のどこかに、一つや二つはあるもんですね。
皆様のおたくのトランプは、どんな柄?
カルタとかトランプ、双六なんてお正月でもやらないんでしょうね。
子供のころ、それもかなり小さい頃ですが、トランプといえば「紙製」でした。
10歳くらいでしたか、クリスマスプレゼントとして、
はじめてプラスチックのトランプを買ってもらった記憶があります。
角がケバケバにならないし、すべりはツルツルしてキモチいいし…、
しばらくは時々あけて触るだけでゼッタイ使いませんでした。
柄は今でも覚えています。ディズニーの「眠れる森の美女」、
オーロラ姫の眠っている姿でした。どっかにあるはずだー!
7並べやババ抜きをお正月だの冬休みだの、恒例行事のようにやってました。
親は、子供につきあってやってくれてましたね。
私にはトランプにまつわる母の思い出があります。
実父が亡くなって、しばらくたったころ、
母は毎晩のようにトランプのひとり遊びをしていました。
「一週間」と呼ばれるもの。
パソコンのゲームでは「ソリティア」っていいますね。
当時は実父が突然なくなり、残された仕事を続けていかなければならず、
母は当時39歳、誰も代わってくれる人はおらず、私はまだ12歳…。
私が同じ立場なら、きっと仕事はあきらめて外へ働きに出ていたと思います。
でも母は、父がせっかく残してくれた仕事だからと、がむしゃらに続けました。
いつ寝るのかと思うほど、朝から晩まで動いてましたね。
子供だからわかりませんでしたが、当時の母は、
毎日プレッシャーに押しつぶされそうだったのだと思います。
母はソリティアをとにかくだまって、ただだまーって続けていました。
あれも、そうそうカンタンにはあがりませんが、
とにかく詰まるとグシャグシャッと崩して揃えて、チャッチャッときり、
また並べる…それを際限なく続けるんです。
夜中ふと眼が覚めて、母がそれをしているのを見るとなんだか切なくなりました。
あれはたぶんストレス解消であり、不安を打ち消す儀式であり、
自分を鼓舞する時間であったのだと今になって思います。
後年、のーんびりと「ひまやわぁ」と、ソリティアをしているのを見て、
なんだかホッとしたことでした。母はその後「オセロ」にハマりましたわ。
私も今、息子が夜中におきてしまったときなど、
パソコンですが、ソリティアとかフリーセル、やっています。
ふと、あの頃の母のかみつきそうな顔を思い出しては、
のんきにやっていられる自分のシアワセを感じます。
さて、写真の説明があとまわしになりました。
右上においてある花柄が、普通のサイズのトランプです。
大きなトランプは、もっちろん「ディズニー・ランド」のおみやげです。
あのショッピング街に「マジックの道具」を売るショップがあるんですが、
そこで買いました。デカすぎてこれで7並べをやると、すんごい場所とります。
比較に置いたオリエンタルな花柄、これはうちのオットが海外出張のとき、
飛行機の中でもらったもの。昔は「カードください」というと、くれたんですと。
ほかにも「火消しの半天」がならんだのとか、飛行機の図柄があったのに、
見当たりません。きっとオットの部屋でょう。
けっこう台湾だのマレーシアだのボストンだの、西へ東へと行っていたので、
そのたびに機内のおみやげにと、もらってきていたのですが、
バブルはじけて、くれなくなったらしいです。
ん?これでおみやげ、ごまかされてた?
えー、カルタの歴史についてはあんまりよく知りません。
とりあえずポルトガルの「carta」がそのまま「カルタ」になったということ。
私たちはカルタといえば「いろはカルタ」などと言っていますが、
トランプのことなのですね。ちなみに「トランプ」とは「切り札」のこと、
「ダウト」なんかをすると、ここぞというときに「ダウト!」って言いますね、
アレと同じで、ここってときに「トランプ!」と言いながら、
切り札をだしていたのだそうです。それが名前になったんだそーで。
外国ではトランプは、「プレイング・カード」もしくはただ「カード」です。
ただのゲームが、賭け事に使われるようになって、幕府は例によって、
何回も「禁止令」をだしていますが、その網の目をくぐるのにできたのが「花札」
まぁ「賭け事」というのは、いつの時代もなくなることはないんですね。
トランプを真似て、日本人が作ったカルタがけっこうあるのですが、
「ウンスンカルタ」というものがあります。
種類、ハートとかクラブとかですね、あれを「スート」または「スーツ」
といいますが、ウンスンカルタは5種のスート、1スート15枚です。
このスートのそれぞれに数字の札と、今のトランプで言うところの、
K・Q・Jという「絵札」にあたるものがあり、その最初が、
「ウン」これは確か「神」、「スン」が「唐人」だったと思います。
そこから先は知りません。で、この「ウン」と「スン」が、
「ウンともスンとも言わない」の語源だといいます。
強いカードらしいですから、それがでなくて勝てそうにない、
言葉も出ない、なんてとこからきているんでしょうかねぇ。
最近はトランプもパソコンですが、今夜は久しぶりに「ホンモノ」で、
チャッチャッと切って、やってみますか…。
そうそう、私はちっと左利きの「ケ」がありまして、
小さいときから、トランプを切るのも配るのも左です。
だからなんだといわれても…ですが。
テレカと同じで、家の中のどこかに、一つや二つはあるもんですね。
皆様のおたくのトランプは、どんな柄?
最近、孫達が神経衰弱をしているそうです。
私はトランプの遊びはあまり詳しくないですから
めったにしませんね~
いくつかあるはずなんですが、はて?どこに
しまっているのやらです。
子供等は、ゲーム機になってしまいまって・・・
トランプやかるたの面白さを、子供たちに伝えて行きたいですね!
神経衰弱はねもーーーっとも苦手なゲーム!
小さい子って記憶力いいから、
ぜったい勝てませんね。
私もポーカーもブリッジもよくわかりません。
というより、いくら教えてもらっても
覚えられないし、勝てない!
蝸牛様
ゲーム機にはない楽しさってあるんですよね。
カルタなんて、昔はいろはカルタでしたが、
今や「ドラえもん」とか「ピカチュー」とか。
それでもいいからアナログの楽しさ、
小さい頃に味わっておいてほしいですね。