ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

詩吟ユニットの公演ご案内

2015-04-04 14:50:20 | つれづれ

トップ写真は無関係画像ですみません。イチョウが葉っぱを出してきました。

こんなに小さくてもちゃんとイチョウの形ですね。(あ、お湯使ってたから指、ふやけてるわぁ)

 

 

さて、メールをいただきまして、こういう公演がありますので…と

ご紹介いただきましたのでご紹介させていただきます。

 

公演なさるのは「詩吟ユニット xie(シエ)」というグループ。

日本舞踊と、詩吟、尺八のそれぞれのアーティストのコラボ…というのでしょうか。

詳細は、ユニットのホームページをご覧ください。こちらです。

開催は来月5月15日(金) 18時開場、19時開演、

赤坂グラフティ(東京都港区赤坂3-21-10 赤坂青明会館B1)

「和服/友達割り】」というものがあるそうで、和服の方と友人、カップルの同時入場の方は

チケット代が半額になるそうです。

 

未体験ですので評価することはできませんが、私は伝統に新しいものを加えたり、

融合させたり、時には交代させたり、ということは、悪いことではないと思っています。

着物もずっとそうやって、今の形まで変化させ続けられてきたわけですし。

ただまぁ着物の場合は、伝え方や伝える媒体が「あらーないじゃなーい」がつづいてしまい、

いまやしっかり伝統を踏まえて…という変化は望みにくい状況ですが…。

 

詩吟は…父方の叔父がやっていました。

私の実父は明治44年生まれ、存命なら104才です。実に12人兄弟であったそうな。

明治ではめずらしくなかったのでしょう。母とは一回りも違う歳の差夫婦…だったのですー。

私が物心ついた時には、すでに父の弟二人妹一人(つまり私にとっては叔母)しか残っていませんでした。

その下の弟が詩吟の先生をしていました。もっとも趣味が高じて…だったようですが。

その叔父は、顔は父によく似ていて小柄な人で、普段話す声がなんといいますか、低音でとてもステキな声でした。

詩吟をやっていることは、少し大きくなってから知りまして、初めて聞いたのは私の結婚式の時、

何も知識がなかったので、曲名も覚えておりませんが、みな聞き惚れておりました。

あの小さな体の、どこからこんな声が出るのかと驚きましたが、

その叔父もすでに鬼籍に入り、「詩吟」という言葉を見つけると、

普段ニコニコと温和な叔父が、ピタリと正座して吟ずる時の緊張感みなぎる表情が思い出されます。

 

ご興味あるかた、「公演」にお出かけください。

 

 

本日のおまけ、海棠もあっという間に満開になりました。

 

       


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