朝のけしき

イマドキ珍しい「瓦屋根」なんです。
ここだけ見るとお寺みたいですよね。
ご主人の趣味が盆栽で、この右下にお手製の屋根裏ならぬ屋根上の台があって、
そこにびっしりと鉢植えが並んでいます。
右の木は「こぶし」、春になると真っ白な花を沢山咲かせてくれます。
電線にかからぬようにと、妙な形に枝打ちされてしまったんですが…。
写真を撮ったのは午前５時過ぎ、左側が輝いているのは朝日のせいです。
今日もこれから一日、この屋根もこぶしも灼熱の太陽にさらされて
がんばるんだなーと思いながらシャッター切りました。
まだセミの声もきこえませんでしたので一句。

　　早朝の　樹々涼しげに　セミの宿



「夏」と言うのは昔を思い出させる季節なのでしょうか。
なんとなく今年は「昔の夏」「子供のころの夏」…なんてことをよく思います。
たまたま今年は、毎年お知らせをくれる中学校の同窓会が、
きちんと組織化したこともあって、ブログを通じて何十年ぶりに
コメントでおしゃべりしたり…うれしいことが続いたせいもあるかと…。
コメントでお話ししてもメールを頂いても、なにしろ思い出すのは、
「坊主頭に学生服の男の子」「白い靴下をクリクリにまいて足首見せてた女の子」
なんですよね。靴下の履き方って流行があって、
ついこのまえまでは「ルーズソックス」という、
ほどけちまった「きゃはん」みたいな、象の行進みたいな、
どうにも不細工な履き方がはやっていましたね。
私のころは、まるでドーナッツのようにクルクルまいて、
アキレス腱が半分みえるほど下に下に…という履き方でした。
スカートがミニになる前でしたから、スカート丈は普通でしたが、
毎晩「寝押し」して、プリーツがきれいに出るように、
ウチは小豆色の細い紐を、首で蝶々結びにする上着だったのですが、
その結び方もあれこれひねってましたねぇ。
私は転校生でしたので、以前の学校のでいい…といわれ、
セーラー服着てました。いまならイジメのターゲットでしょうけれど…。
（もともといじめられるタマじゃない…か）

ところで…私自分がＰＣをはじめたのが５０をすぎてからだったんですが、
そのとき、さぁメールをしよう…と思ったら、相手が誰もいなかった…。
私の年代って、新しいことをするのにちょっと勇気がいるんですかね。
今回の「同窓会」の方も、ネットをやっている人が少ないようなんです。
なんかもったいないなぁと…。
それでも、友人が紹介してくださったとのことで、
同窓生にも、私のブログを見てくださっているるんだそうです。
幼稚園のときお手々つないで通った「ＢＦ（奥様ごめんなさーい）」は、
メールをくれましたし、ほんと一気に距離も時間も縮まった気がします。
すんごい暑い夏ですが、心の方も熱くなる？
そういう意味では思い出に残る夏になりました。いやまだ終わっとらんがな。
なんとかならんか、この暑さ…。

今日は「雨と雷」は北関東…の予想なのですが、
さっき西の方、空が真っ暗なんです。
ちっと心配なので、早めに書いてＰＣきろうかと…。