お寒うございます…

春めいてきた、桜が咲いた、暑いくらい…と言っていたのが、
ここ数日はなんという寒さでしょうか。
花冷えという言葉はありますが、これでは「花凍え」です。

写真は「編み物本」、これを見たくなるほど寒いってことで…クルシヒ…？
昭和４５年の本、表紙は「勝呂誉・大空真弓」、当時は「夫妻」…でしたよね。
表紙に書いてあるのは「ミニ、ミディ、パンタロンに合うスタイル…」、
そういえば、ミニが突然大流行した後は、逆にマキシだのミディだのと、
いろんな「丈」が出ましたっけね、パンタロンというのも懐かしい言葉です。

で、中なんですが、そういっちゃなんですけどちょっと笑えます。
「太っていてもこんなにすてき　Ｌ判ニットの研究」というページ、
豊かさをかわいく表現、とかすっきり見える、とかあるのですが、
できれば「ミニ」はおやめになったほうが…





でも思い出してみると、あのころは最初「ミニなんて、みっともない」と、
眉をひそめていた中年女性までもが、いつのまにかミニ、はいてましたね。
この本には「棒張り編み」より「鉤針編み」のほうが多くのっています。
どちらかというと小物向きの鈎針でワンピースを編むのは
大変だったと思いますが、いまこれを着るなら「チュニック」という名前で、
下に「パンタロン」ならぬ「パンツ」でしょうね。
ファッションって、面白いものです。

ところでこの本には「和モノ」も載ってます。





茶羽織とかちゃんちゃんことかストールとか…。
右下の白っぽいのは「モチーフつなぎ」、今年リバイバルだそうで。
洋服と違って、ここに載っているもの、今作っても十分着られますね。
着物の魅力、ここでも発見！ってとこでしょうか。
モチーフつなぎ、昔やりました。

こんな写真を見ていてもあったかそう…と思うくらい、今日は寒かったです。
しかも、３時ごろはちょっと肌寒い、だったのが一時間後には、
「さっぷ～っ！」になりました。東京の雪もひょうも突風も、
一時的なものではあったようですが、４月でっせぇ、うそみたーい、です。
ヨコハマは雪こそ降りませんでしたが、急な冷たい風と思い出したように降る雨、
春がどこかへいってしまったようでした。
明日はこちらは昼間なんとか１４度くらいと言ってましたが、
みなさまのところはいかがでしょうか。
春先は気温差が激しいですが、今年はまた特別のようで、
皆様もどうぞお体に気をつけて。

本日はショート雑談で失礼します。