皆さんもどこかで必ず見ていらっしゃると思います、このオレンジ色の小さなケシ。
船橋にいるころから「あらまぁ素朴なケシちゃんやねぇ」と見ていたのですが…。
最近「駆除」が言われていますね。
実は、近くの公園にも、あららっ?というまに増えました。
週に一度くらいは通りますので、あら椿が咲いた…とか、
カタバミがのびてきたなぁとか…わずかしかない緑をずっと見てました。
言われて見れば、ここに来たころはあったかな…いつのまにかだな…という感じ。
「ながみ」というのは「長実」、つまり、ほかのケシの花の実、
俗にいう「ケシボゥズ」は蓮のような形ですが、コレは長いので、そこからついたとか。
これがねぇこんなにびっしり…。これは公園のすぐ横のおたくの前です。
すでに侵略しつつある?
華やかさにはかけるけれど、いかにも野草…のたくましさで、
ちいさいのにしっかり咲いてる…けっこう好意的にみていたんですが、
実は役所から駆除の忠告がきたりもしている花だとか。
外来種で、結実すると一度に1000とか2000のタネを撒き散らす…。
これで爆発的に増えるのだそうです。「かわいいなぁ」とやっていたら、
翌年にはそこにびっしり…なんですね。
何が悪いって、ほかの植物を駆逐するのだそうで、在来種が減ってしまう…。
個人の庭などだと、ほかの植物がダメになるそうです。
アルカリ性の土地を好むそうで、そこではあっというまに増えるみたいです。
コンクリートの隙間からでも生えてくる丈夫さで、コンクリートを割ることもあるそうな。
花に罪はないけれど、どれかひとつだけが席巻してしまうのはやっぱりねぇ。
「見つけたら抜きましょう」って、この前もテレビでやっていました。
外来種で問題になっているのは、動物でも「ブラックバス」とか「ブルーギル」とか
「カミツキガメ」とか…生態系を崩すというのは困ります。
一見「それくらい」と思うことでも、実は世の中の動植物は、
みんなどこかでつながっているわけで、ひとつ狂うと少しずついろんなところに
影響を及ぼすんですよね。
前にも書きましたが、そばの雑木林がなくなってカラスやハトが減り、
最近はムクドリヒヨドリがよくきます。
そうそう、全国的だそうですが、雀がいなくなりました。怖いですほんとに。
広大な湖や池で動き回る動物よりも、花は管理がしやすいものです。
自宅で栽培、とか、家の周りに咲いててかわいい…はいいですから、
花がおわってケシ坊主になった時点で、タネをこぼさないうちに
摘み取るようにして、異常繁殖を防ぐことが必要だと専門家のお話です。
そうそう、次々咲くので目立ちませんが「一日花」だそうです。
咲いてすぐタネを作って蒔いて…なんですね。すごい生命力です。
「駆除しましょう」とこんなことを言うのも人間の勝手…とも思うのですが、
大げさな言い方をすれば「生き残りをかけて」、実はみんな暮らしているんですよね。
こちらはご近所の駐車場のマーガレット、右はあの紫式部です。
同じように、コンクリのわずな隙間から育っているお花さん。
かたや「しぶとい」といわれ、かたや「けなげ」といわれ…。
複雑な気持ちです。
船橋にいるころから「あらまぁ素朴なケシちゃんやねぇ」と見ていたのですが…。
最近「駆除」が言われていますね。
実は、近くの公園にも、あららっ?というまに増えました。
週に一度くらいは通りますので、あら椿が咲いた…とか、
カタバミがのびてきたなぁとか…わずかしかない緑をずっと見てました。
言われて見れば、ここに来たころはあったかな…いつのまにかだな…という感じ。
「ながみ」というのは「長実」、つまり、ほかのケシの花の実、
俗にいう「ケシボゥズ」は蓮のような形ですが、コレは長いので、そこからついたとか。
これがねぇこんなにびっしり…。これは公園のすぐ横のおたくの前です。
すでに侵略しつつある?
華やかさにはかけるけれど、いかにも野草…のたくましさで、
ちいさいのにしっかり咲いてる…けっこう好意的にみていたんですが、
実は役所から駆除の忠告がきたりもしている花だとか。
外来種で、結実すると一度に1000とか2000のタネを撒き散らす…。
これで爆発的に増えるのだそうです。「かわいいなぁ」とやっていたら、
翌年にはそこにびっしり…なんですね。
何が悪いって、ほかの植物を駆逐するのだそうで、在来種が減ってしまう…。
個人の庭などだと、ほかの植物がダメになるそうです。
アルカリ性の土地を好むそうで、そこではあっというまに増えるみたいです。
コンクリートの隙間からでも生えてくる丈夫さで、コンクリートを割ることもあるそうな。
花に罪はないけれど、どれかひとつだけが席巻してしまうのはやっぱりねぇ。
「見つけたら抜きましょう」って、この前もテレビでやっていました。
外来種で問題になっているのは、動物でも「ブラックバス」とか「ブルーギル」とか
「カミツキガメ」とか…生態系を崩すというのは困ります。
一見「それくらい」と思うことでも、実は世の中の動植物は、
みんなどこかでつながっているわけで、ひとつ狂うと少しずついろんなところに
影響を及ぼすんですよね。
前にも書きましたが、そばの雑木林がなくなってカラスやハトが減り、
最近はムクドリヒヨドリがよくきます。
そうそう、全国的だそうですが、雀がいなくなりました。怖いですほんとに。
広大な湖や池で動き回る動物よりも、花は管理がしやすいものです。
自宅で栽培、とか、家の周りに咲いててかわいい…はいいですから、
花がおわってケシ坊主になった時点で、タネをこぼさないうちに
摘み取るようにして、異常繁殖を防ぐことが必要だと専門家のお話です。
そうそう、次々咲くので目立ちませんが「一日花」だそうです。
咲いてすぐタネを作って蒔いて…なんですね。すごい生命力です。
「駆除しましょう」とこんなことを言うのも人間の勝手…とも思うのですが、
大げさな言い方をすれば「生き残りをかけて」、実はみんな暮らしているんですよね。
こちらはご近所の駐車場のマーガレット、右はあの紫式部です。
同じように、コンクリのわずな隙間から育っているお花さん。
かたや「しぶとい」といわれ、かたや「けなげ」といわれ…。
複雑な気持ちです。
お庭のながみひなげしを送ってくださったのが、
今、ベランダで盆栽風に可愛い小さな花を次々に
咲かせています。
丈が伸びないのはアルカリ性の土じゃないからかしら?
でも、一緒についてきた雑草とともになんとも
可愛い景色でまあるい浅鉢で風景をつくっています。
繁殖力が旺盛なのは、マンションの敷地の草花の
あちこちから姿を見せるようになったのは
ここ数年のようです。
道端でも見かけますが、好きなんです、姿と色が。
花が終わったら、すぐ種の部分を採ってしまえば
いいのかしら~。
色の綺麗なポピーは植えても育ちませんが、
この花は本当にあちこちで咲いていますね。
本当に同じ花として咲いても、これだけ
待遇が違うと可哀想な気がしますね。
一生懸命それなりに生きても、嫌われるのは辛いものです。
住む場所をわきまえなければ退所しなくてはならないのかも。
もののあわれというべきでしょうか。
可憐というよりけなげなお花ですよね。
でも、繁殖力というところでは
やはりこわいそうで、どこでしたか
芝を全部やられたとか…。
タネが飛ばないうちにつんでしまえば、
問題ないと思います。
来年用に、ちょっとだけまいてあげたらいかがでしょう。
ほかの鉢植えに入ったら、侵略されるかもですね。
花は一生懸命さいているだけなんですけどね。
なんかフクザツな気持ちですけれど、
ほかの花がダメになるのは困りますね。
外来種というのは、えてして強いから
ここまでくるわけですから。
アメリカの大草原みたいなところだったら、
よかったんでしょうかねぇ。
私は「在来種」ですが、憎まれっ子なんとやら…
はびこってまっせぇ。