ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

ちょっと昔の着物

2021-02-05 23:53:49 | 着物・古布

 

トップ写真は懐かしい昭和の香り漂う羽織です。ざらざらのちりめん。

背中部分だけ写したら、小さい窓のカーテンとか、インテリアにいいなぁなんて思いました。

 

着物をいろいろいただいてます。本当にいつもいつもありがたいことだと思っています。

古物商の免許はまだとっていませんから、ほんとにお引き取りするだけなんですが、

きっと有効活用してくれるから…と信じてくださって、いろいろ届けてくださいます。

もちろん、よほどのボロボロでもなければ、まず捨てることはありませんので、

溜まる一方なんですが、少しずつ運んで、早くきれいに整理したいと、今はそればっかり。

 

今回の着物も、おしゃれさんのものだったようで、直前に頂いたものと、一緒に整理しています。

なにしろ冬の間は暖房器だの加湿器だのと、それでなくとも物が多い部屋でして、

広げて写真撮ることもできずにいます。

トップ写真「そうそうこんなのあったねぇ」という昭和の羽織です。

こういうのはだいたいが、どこかに「金」があります。これはお花らしきものの中心に…。

もちろん本金ではありませんが、モダンなアクセント、というところでしょうか。

 

       

 

そしてこちらも「あ~みたことあるある」の昭和の柄、羽織です。

しわだらけなのですが、前の羽織と合わせて残念ながらシミが…。

なので早めに解く予定です。こちらは紋錦紗。地模様は大きな宝尽くしです。

 

       

 

そしてうれしいのは色濃き「羽裏」、葵に橘。若い娘さんらしい柄ですね。

 

       

 

少しずつなのでとりあえずこんな感じで洗濯スタンドにかけて、大まかなチェックをしました。

とりあえず3枚。

 

      

 

左は紬、色から行くと、初夏の単衣でもいいような感じなのですが袷です。

八掛が濃い青色で、実に私好み、ふふふ、着る予定…。

真ん中の更紗も結構気に入ってます。辻が花も入っています。

右は紫と白の小紋、これもおしゃれです。

 

着られるもの、ちょっと難アリのもの、ハギレ使用予定のもの、

少しずつ少しずつ…あ、ウールが結構溜まっています。

私自身はウールはあまり着ないまま来たのですが、最近いろんなことの見方や考え方が

少しずつ変わってきています。もう一度見直して、もう一考えて…と、

眺めては楽しく楽しく、たのしぃ~~く、悩んでいる日々です。

早く春になぁれ、はやくコロナが鎮まれ、と立春すぎた空に祈りました。

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