春と秋、毎年2回、私と一つしか違わないのに、ほんとにエネルギッシュです。
今回もバケツ一杯のお花が一緒に550キロ、旅してきました。
いつも庭に咲いているものと家の周りに咲いているもの、取り混ぜてです。
お彼岸の最後の日でしたから、母の好きなユリだけは買ったそうです。
まぁ盛りだくさんで、ユリ、諸葛菜、雪柳、白水仙、スノーフレーク、そして「もう今年はおしまい」の椿。
どれもこれもお花屋さんのとは違って、まぁ好きなように伸びたり曲がったり…形づけるのも難しいので、
えーい、まとめてドーン…で花瓶にいれました。
あらら、椿さんの前に葉っぱが…
そして「みつけたんでとりあえず鉢に放り込んできたー」というのがこちらのツクシでした。
畑の脇だそうで、土がいいんでしょうねぇ、小さいけどがっしりと?たくましいツクシです。
お昼はいつも、彼女が海老名サービス・エリアでお弁当を買ってきてくれます。
今回は私のリクエストで「崎陽軒の春弁当」。たけのこごはんのはじっこ、うっかり一口食べてから
「あ、写真!」と思い出しました。えらいぞっいつもはあらかた食べちゃってから思い出すんだから。
たくさんの近況バナシやら、年金暮らしのつましい話やら(まぁ話があうこと!)、話はいくらでも…でした。
彼女は三姉妹の末っ子ですが、姉妹の長女のご主人が先月他界しています。
私も含めて、みんな「独り身」になってしまいました。女は元気だよねぇ…。
一方で彼女の娘は来月お産、なんとこのご時世に5人目です。あっぱれ!
なんだか嬉しくなりました。一番上の子は今年中2ですから、年は一回りも違うことになるわけです。
母の時代は、そんなのよくある話だったのですよね。
母も長兄とは16歳も違ってましたし、実父は一回り上の兄がいたし、今の父も長姉とは16歳違います。
いまならえぇーっ!というところですが、昔は子だくさん、それでも全員成人することが難しかったりしたのですよね。
今の時代ですから、彼ら5人はきっと元気で成人してくれるでしょう。
親は大変ですが、何十年も先の楽しみはたくさんあるでしょうね。
少しでもなにか応援してあげられたらと思っています。
ひとつ切なかったのは、いつも一緒に来るワンちゃん「ランちゃん」というのですが、今年15歳。
人間でいえば100歳越えです。豆シバくらいの小さい犬なのですが、去年来たときから比べて
ものすごく年取ってしまいました。去年「まだまだ元気やねぇ」と言ったのですが、
イトコは「いやいや、眼も悪ぅなってるし、耳も遠なったし、散歩もヨチヨチやで」と。
そんな風には見えなかったのですが、今回めっきり痩せて、後ろ脚は立つとふるえ、
眼も耳も老化して鈍くなっているのでしょう、感覚がわからず、ちょっと触っただけでびくっとします。
耳元で「おばちゃんやでぇ、こわないよぉ」と言ってから、そぉーっと撫でました。
帰り際に「ランちゃんは今回が最後かもしれへんなぁ」と、サミシイことをいわれました。
子供たちが結婚して以来、ずっと一人で頑張ってきたイトコに15年も寄り添ってくれたワンコです。
寿命はしかたないけれど、切ないですね。
あわただしく帰るのを見送ってから、ふと「我が家のツクシはどうかな?」と思い、裏庭に行きました。
ほかの野草を少し足して…あららやっぱりウチのツクシは都会の日蔭っ子、
ヒョロ~ンとスマート?
こちらへ来る前になごり雪も降り終って、暖かくなっていてよかったです。
イトコに元気もらったので、私もまた冬眠ボケ?を払しょくして頑張りましょう。
遠方から来て下さるなんて嬉しいですね~
崎陽軒の春弁当美味しそう!
だんだん年齢相応になりつつありますね。
すぐ上の姉の旦那様が手術、主人の姉さんも
入院と最近はいい話を聞くことが少なくて
寂しくなります。
お母様もご主人様も綺麗なお花を喜んで見て
いらっしゃることでしょう。
正直なところ、毎度着くまで心配、帰るまで心配…です。
新幹線でおいでと言っても、ワンコが一緒だからと。
ほんとによくきてくれます。
お弁当もおいしかったです。
ほんとに年相応で、病気だの入院だのと言う話ばかりが
耳に入ってきます。
御身内でもいろいろのようで…どうぞお大事になさってくださいね。
花が好きだった母に、花の名前を言いながら飾りまして、
主人には「あ、どれもきれいでしょ」…ツメタイ妻ですー。
子供のころからの付き合いですから、
昔話も今の話も、なんでもツーカーで話ができます。
おしゃべりするのと食べるのとで
口も手も忙しく動かしました。
ありがたいお付き合いだと思っています。