
写真は「啓翁桜」、一輪咲きましたー。
ぱらぱらと、まだお年賀状を頂いております。
毎年くださる「オット関係のかた」…娘さんが三人、毎年そのお嬢さん方の写真年賀状です。
この前までランドセル…みたいだったのに、おおきくなられて…。
今年は、たぶんご長女さんだと思いますが、振袖姿の写真のアップ、
あとのお二人は、小さく昔のプリクラみたいに入っていました。
その「振袖写真」なんですがねぇ・・・部分カットで…。
カットしてしまった横に鏡のハンドル部分が写っているので、鏡に写っているところを
うしろからぱちりと撮ったものではないかと思います。
着物の場合は、鏡写真は前の打ち合わせが逆になる…これがねぇ。
お若い方は知らなかったり、知っていてもいいじゃん別に…なのかもしれませんが。
私などは特に先月母を送ったばかりですから、見たとたんに、
衿元反対打ち合わせの、経帷子の母を思い出しましたよ。
年賀状はお正月早々のものですし、なんだかねぇ…。
なにより「あぁこういうことを知っている人が減ってるんだなぁ」と実感します。
以前、学校のイベントで、頼まれて即席着付けをやったときも、ついてきたお母さんたちが、
前がわかんないのよねぇ…といっているのを聞いて、がっかりしたものでした。
そういえばそのとき「着物は打ち合わせが洋服と逆になるんですよね」と聞かれて、そうだと答えたら、
だから男性は右が上ですよね、といわれてあわててチガウチガウ…。
洋装と和装、前が違うのは洋装の女だけ…とおぼえればいいんですが…。
今年も成人式が近づいてきました。
花魁の検索があれだけあったことだし…たのしみのような?オソロシイような…。
それにしても、たいへん失礼なのですが、あまりに「今風」のお着物、髪型、お化粧で、
ドーンと大きく写っていたので、最初はどこかのお店の宣伝用ハガキかと思ってしまいました。
ん~私の感覚が古いんだろなぁ…。
鏡に写った写真を見て驚いた事があり
ます。
打ち合わせが逆に写るという事を
知らなかったからなのですが・・・
判ってからでも、やはり打ち合わせが
逆に写っているのは気になりますね。
夜のお店の看板のよう苦笑
アゲ嬢とかで本人もそれを狙ってるのでしょうが。
花魁言葉は故郷の訛りを隠すためと言われてますし、水商売の人のメイクとか衣装と言うのはある意味誰でもそれなりに見える効果はあるんだろうなと思います。
でも元がきれいな御嬢さんはやめた方がいいのにな、と思います。若い時にしか残せない写真が、年齢すらも不詳にしてしまうお水メイクではね。
着物を見慣れたものにとっては、
見ただけですごく違和感感じますが、
知らなければなんともない…のでしょうね。
でもこればっかりは、しかたないでは
すましたくありませんね。
それをお仕事になさっておられるかたには、それはそれで必要なことだと思いますし、
いってみれば「勝負着物」「勝負化粧」…。
それを安易にまねすることは、
失礼だと思いますし、おっしゃるとおり、
若い方には若いというだけで、
きれいなところがあるんですよね。
化粧品会社もなんだかやたらと
華々しいものを「ナチュラルメイク」なんて、
反対のことを推奨しながら売ってます。
踊らされてはいけないんですけどねぇ。