ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

あらら、もうこんな時間

2009-05-30 22:08:50 | つれづれ
昨日の「紬」つながりで書く予定でしたが、
またしてもモゾモゾとやっているうちに、遅くなってしまいました。
で、本日のモゾモゾでひっぱりだしてきたのが、
トップの写真の「被服実習ノート」です。高校の三年間使ってまして、
裏にはきったない字で名前が…この副教材、80円ですと。
右の茶色い紙は、課題で出た「スラックスの型紙」です。
先生のハンコがあるところを見ると「OK」だったんですねぇ。
こんなですよぉ、二度と書けまへ~ん。


          


相変わらずの物持ちのよさ…ですが、これは意識的にとっておいたものです。
これから先も洋裁に便利かな…なんて思って。
でもこれってほんとに「基礎」ですから、まじめでまじめで??
そりゃまぁ教材ですから仕方ないんですが、おおざっぱな私には、
コレだけ細かいのは、もう学校の課題のスーツだけでたーくさん…でした。
それでも部分縫いや、型紙おこしなんかで使いましたが、
全部「手抜き」の元に使っただけ…あはは、すみませーん。

それにしてもこのイラスト、クラーシックでしょう?
高校生用ですから、おさげ髪にどのスカートも「ソックス」ってのが笑えますね。


   


それでもこれを見ているうちに、紬のはぎれでベストを作ろうかなーと、
なんかそんな気になりまして…ホラホラまたぁ~。
思うだけなんだからいっつも…。

そういえば、今は学校で「技術家庭科」ってのはあるんでしょうか。
中学の時は男子は「木工」とかなんとかで、女子は「裁縫や調理」でしたが。
最近は男の子も裁縫箱をそろえるとか…ボタンつけくらいできないとねぇ。

着物を着るとなると、どうしても「手仕事」が必要になります。
着物を縫うまでは行かなくても、半衿付けとか丈詰めとか…。
ちょっとでも「針を持つ時間」ってのを作りたいものです。
浴衣やウールはミシンでも、と言いますし、確かにそういうものも多いのですが、
まず縫い目が固くなります。きっちりしすぎちゃうんですね。
ほんのちいさいことなんですけれど「一本糸」と「二本糸」の違いです。
手縫いでも返し縫などして、目を詰めると硬くなりますね。
もうひとつは「ミシンで縫うと、解くのにたいへん」です。
更に、ミシン縫いの穴のあとは切手のミシン目と同じですから、
ブツブツと小穴があき、消えません。リフォームには適さないんですね。
もう解く予定もない、着倒すつもり…ならいいんですけどね。

さてさて、ちっとも晴れないので、解きをしても糸がよけいにきしむし、
伸子張りはできないし、あすもまたゴソゴソモゾモゾになりそうです。
今夜はそろそろ営業終了して、休みましょ。

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2 コメント

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Unknown (陽花)
2009-05-30 23:24:59
学生時代は自慢じゃないけど針と糸を
持つのが大嫌いでした。
今だから言えますけど私が縫ったように
下手に縫ってとよく母に頼みました。
その罰かどうか、時々和裁をする自分に
驚きますし姉妹も不思議がります。
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Unknown (とんぼ)
2009-05-31 19:19:19
陽花様
私も編み物の提出物は、母に頼んでました。
「ヘタでいいから」「そんなんできん」…。
フシギなものですよね。
学校で手からは、毎年秋になると毛糸買って…。
そんなものなのかもしれません。
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