ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

♪あかりをつけましょ ぼんぼりに~

2007-03-02 20:23:59 | 着物・古布

いえ実は、明日、夜遅くアップしたら、もうおひな祭りおしまいじゃなーい、
と思ったので、一日早く「お雛様」アップにしました。
写真は去年の使い回しでーす!すみません、薄絹のお花雛です。
もうひとつはこちら、友人作の「ハマグリ雛」
販売していたときの説明写真なので、お皿の上に乗ってません。
お皿は上の花雛も同じで、5枚組みの菓子皿を使いました。


  


こちらはお雛様の柄の着物です。


          


これは、いわずと知れた子供の着物、なんですが、
大きさは三ッ身くらいなんですけれど、ちょっと横が広い気がする…。
それと、袖と見ごろが柄が違います。じゅばんのようですね。
染めがあまくてズレたりしてますし、胴体は絹・綿の交織、袖は木綿です。
それでも、袖にも真っ赤でかわいい柄をつかったり、
お雛様柄だったりと、親の思いは伝わってきますね。

お雛様柄と袖柄は、こんな感じ、



             


これを着た女の子は、どんなお雛様を飾ってもらったんでしょうね。

これだけではちと寂しいので、もうひとつお話を…。
こちらは、私が中学校時代の恩師からいただいたもの、
とってもきれいな本です。


            

まだ新しい本ですので、著作権のこともありますから、ちらっとだけ…。

            

それぞれの色について、説明が小さな字で入っていますが、
あとはひたすら「昔着物」の写真です。
本当にきれいです。こんな着物着てたんだー、と
きれいな古着を見るたび、毎度思うことを改めて思うと同時に、
「名前の美しさ」にも嘆息します。
紅掛空色(べにかけそらいろ)ってどんないろ??
少し赤みを含んだ紺色です。
税込みで2940円、アマゾンの「ユーズド」だと2400円くらいです。
「夏編」が出ていたので、さっそく買いました。
お雛様のように、着物は着ないけど、せめてこの本を眺めて、
美しい絹と色の世界にひたって、雛あられ食べて、桜餅と…コラコラ…。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とんぼ)
2007-03-03 22:58:33
陽花様
子供の着物は、赤が生きますねぇ。
お雛様は必ず出すように、と母にも言われましたが
子供が小さいころって、そんなヒマないんですよね。
と、これまた言い訳??

めぐみ様
小さいのでもいいから、なんとなくないと
寂しいものですね。
「桃カステラ」、ピンクなんだろうか、
いや、カットされた小さいつぶつぶ桃が入ってる…
いやいやそれとも「桃の香り」…
いろいろ想像しちゃいました。おいしそーです!

麻の葉様
この本、見てて飽きません。
アマゾンでも、逆に高くなりそうな本ですね。
色の名前はほんとに豊富、実際には細かすぎて
「これはどっち」なんてときもありますが、
名前がステキなんですよね。
柄の名前も覚えるといろいろ意味があったりして
おもしろいものです。
着物のもうひとつの魅力ですね。
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Unknown (麻の葉)
2007-03-03 10:37:30
この本、私も本屋さんで見て、美しさに感動しました。でも2冊買うと結構なお値段になるので迷っているうちに撤収されてしまっていて。とんぼ様オススメなら、是非買います。色の名前、柄の名前、は素敵ですよね。緑に青が混じったのをちょっと明るくした色、とか、我ながらいつも興ざめだな、と思っています。
返信する
雛祭りですね~ (めぐみ)
2007-03-03 01:51:08
可愛い柄の着物ですね。大切に着ていたのでしょう。。
着物で作ったお雛様…可愛いですね。
我が家に女の子は居ないので、自分用の小さい物を毎年飾ってます。
毎年、故郷の後輩(会社の)が「桃カステラ」を送ってくれます。地元ではこれがないとお雛様できない?!ってくらいの必須アイテムなんですよ♪
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Unknown (陽花)
2007-03-02 22:16:31
真っ赤な可愛い着物を着せてもらって蝶よ花よと
育てられたのでしょうね。小さな子の着物姿って
本当にかわいいですね~。
かわいいお雛様を見てふと、娘たちはお雛様飾って
いるのかしらと気になりました。
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