台風が来ると、当然ですが息子の調子が狂います。
まぁ次から次へで、しまいに私までおなかに来たりして…。
やっと一段落したら、また14号が…って言ってます。
今年は夏前から台風の発生が遅い遅いといってました。
だからって時間ないから、手近で台風こさえて済ませよう…なんてやり方は許せんっ!
東京のそばで台風発生なんてありえないって。
今回は台風以外の雨もあって、北は大変なことになってますし、野菜は高くなるし…。
そうはいっても自然には逆らえませんね。
で、写真は、そんな湿気ばかり高い日々のせいか、突然出現した「キノコさまご一家」。
昨日あったかどうか記憶になくて…。
今朝玄関に出たとき見つけて、あらら君たち、いつからそこにいたの?
これはイチョウの鉢です。イチョウも一番ひどいときは、玄関に入れてましたが、
なんだか毎日急に風が吹いたり、雨が突然降ってきたりで、
上の方のはっぱが傷んでます。剪定はまだ早いので、葉が落ちたら少し上を詰める予定。
にしても…です。キノコさん、はじめましてなんですけど、どっからきたの?
ちょっと調べてみたら、鉢植えの場合のキノコは、肥料なんかにもよるのですと。
別に肥料も変えていないのですが、もしかしたら、根元に少し土が足りなくなって、
足した土が原因かもしれません。
クリーム色で、毒々しさはないようす、いったい「何タケ?」と、あれこれ調べましたが、
結局わかりませんでした。そして数時間後、もうへにゃへにゃとしぼんでしまいました。
つい先日「菌類」についての番組を見ました。
菌類がなければ、この世に生物は存在しないのだそうな。
そしてキノコというのは、地上に出て傘をきれいに開いて、私たちに「あっあったぁ」と言わせる、
その時が、実はキノコとしての「最期のとき」なのだそうです。
胞子をたくさん撒き散らしたら、命を終えるのですねぇ。
ウチのキノコも、朝早かったので、ちょうど一番きれいに開いたところが見られたのでしょう。
眼には見えない胞子は、すでにまた地中にもぐったのかもしれません。
あまりに暑く湿度が高く、雨ばかり…という状況が、キノコにとってはいい環境だったのでしょう。
どんなところにも命はある。そこに必要でありそこが必要という命がある…そんなことを思いました。
育てていたトマト、最後の2個を待っていたのですが、せっかく赤くなったところで、
台風のせいかぱっくり割れてしまいました。雨はよけていたのですけどねぇ。
どうしようかと思いましたが、葉っぱがちょっとついた茎ごと切って、庭に転がしておきました。
鳥さんのご飯になるのも、またひとつの連鎖。
午後にのぞいてみたら、つついてこぼれたトマトの中身がわずかに残っていただけ。
きっと茎ごと、カラスさんかムクドリさんか、持って帰ったのでしょう。
見上げた空は、ちょっと雲多めでまだすっきりしない空でしたけど、蝉の声もめっきりへり、
お隣やお向かいのさるすべりやムクゲが、ラストスパートかけて咲いています。
我が家の朝顔はまだ少し咲きそうで、もう終わったと思っていた夕顔が、また突然つぼみを付けました。
ほんとに不思議な花です。そうやってみんな秋への準備をしているんですねぇ。
人間様も負けていられない…とかなんとか思いつつ、なにかと「年だぁ」と理由を付けては、
ダラリンデロリンと暮らしています。
ジーサマも天気に振り回されて「床屋へ行きそびれたから明日行く」と、あちらも天気で動いてる…
「あら、すでに朧月夜みたいなアタマなんだから、あわてなくてもいいんじゃない?」と言いそうになってヤメマシタ。
きのこって。。しぼんでしまうんですね^^;
これが、マツタケとか香茸とか。。せめてナメコだったなら。。なんて思ってしまいます(爆)
ネットの友人の娘さんがキノコに詳しくて、
これは「コガネキヌカラカサタケ」ですと、
教えてくれました。舌かみそうな名前ですね。
花壇などにはよく出る種類でだそうです。
一応、こんなに手抜きばっかりのガーデニングでも、
花壇と認めてはえてくれたということでしょうか。ははは。