台所の奥に食器棚が一台ありまして、そこは日頃あまり使わないものばかりが入っています。
お客様用の湯のみ五客揃いとか、特大サイズのお皿とか、私にはほとんど用のない、
グラス類とか…あと、結婚祝いにいただいた「まず使わないなぁ」のティーカップ等々。
少し整理して、未使用のもので用のなさそうなものは、バザー用として送ろうと思いまして…。
えぇもう正月も何もござんせんで、すでにバタバタとやっております。
背の高い食器棚なので、一番上の棚は脚立使わないと、何が入っているかさえ見えません。
それで一応全部確かめまして、ついでに掃除と整理をしまして、送るものをまとめました。
モノは3年使わなけりゃ10年使わない、10年使わないものは、一生使わない…と、
どこかで読んだのだったか、誰かに聞いたのだったか…ホントのことです。
それで一番上の棚に、箱に入ったまま出てきたのがこれだった…と言うわけです。
友人がここへの引っ越し祝いにくれたのが、この「実にお上品なティーカップ」、
ノリタケの「カリフパレス」というシリーズのもの。
これはすでに廃番になっていますので、新品未使用の中古で「ペアカップ」だと4000~5000円くらい。
我が家のセットだと18000円くらいになっています。
これをくれた友人は、瀬戸物屋(デパート内のテナント)に勤めてましたので、こういうもの詳しいんです。
結婚したときは「保谷クリスタル」のカットグラス6個組でした。
いわく「割っても、これはシリーズで出てるから、買い足せるからね」
きっと私がそそっかしいから、すぐ割るだろうと思っていたのでしょうねぇ。えぇ割りましたともさ、2個も。
彼女は私がコーヒーより紅茶のヒトだと知っていたので、これをくれたのですが、
これを見た主人が「こんなじょーひんなカップでお茶飲む人、来る?」
私はキッとにらみつけて…「来るわけないから困るんだわよっ、場所ばっかとってっ」…。
出して重ねるのは怖いので、箱に入れたまま早19年目です。
祝ってくれた友人には悪いのですけれど、ほんとにせとものって難しいです。
ちなみにこのティーカップ、小さいのです。深さもありませんから、ちょっとしか入りません。
かの紅茶好き、杉下右京氏なら「ひとつ…いいですか?…これはちょっと小さいですねぇ、
たっぷり飲みたい方には、ものたりないでしょうねぇ」というだろな。
そしてこれは処分しづらくて悩んでいるもの、お皿です。
フェリシモがやっていた「トリビュート21」という企画もので、有名人がお皿の原画を描き、
購入すると、その代金の一部を基金とし積立て、ユネスコやNPOなどを通じて、
「世界中の子供たちのために」運用される…というもの。
私のは2000年のもので、これはジャッキー・チェン氏の描いたもの。一枚1500円くらいだったかなあ。
過去のお皿の映像があります。こちらです。(トップページが出たらimage viewをクリック)
今もこの企画はありますが、内容が変わってしまい、お皿はありません。
また東北震災支援、という企画になっています。
このお皿を買った時、別にジャッキー・チェンのファンというわけではなかったのですが、
普段の瀬戸物にはない色だったことと、主人が辰年だったので…。
そしてもう一枚は実家にあります。当時から両親が「吉右衛門さん」のファンだったため、
氏が描かれたというこちらをプレゼントしました。
お皿は「飾り皿」というジャンルもありますから、別に使わなくてもいいんですが、
飾るところもナシ、またまた箱入りで、食器棚のこやし…になりますかねぇ。
いくつか寄付する未使用の食器も、一度全部洗って漂白しました。
乾いてから包んで…こんなにありました。バザーにだしていただけるそうです。
ウチでくすぶってるより、どこかで誰かのお役に立ってほしいです。
あぁ動いてる方が落ち着く私って…ビンボー性なんだわ、やっぱり。
さて、次は食器棚の下の段…開けるのがおそろしいよぉ…。
頂き物は最初から好みが・・・と言うこともあるので、
むつかしいですね。
私の場合は、嫁入り道具として持ってきたお重。
長らく使わなかったのが、
結婚30年にしてやっと出番が回ってきました。
以後毎年、頑張って使っています。
あ、同じく持ってきた大島の着物も・・・・
今年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
ほんとに一時期「引き出物」というとせともの、で、
とんすいセットだの、菓子皿セットだの…。
実家にもいろいろあるのを知っているのですが、
お願いだから出さないで、と言ってあります。
その他、好みじゃないタオルセットとか。
タオル系だとバザーに出せますが、食器や鍋は
持っていくのも重くて…。
頂き物は、悩みの種ですわ。