ボケた写真ですみません。写真からのものなので、元が少しピンボケしてまして。
これはもう10年くらい前に「ネコ大好き」の友人にプレゼントしたもの。
瀬戸物で「お供え餅ネコ」ちゃんです。
わかりますかねぇ、白いネコちゃんが丸くなって重なっているお供えです。
「毎年飾ってるよ」といってくれてます。
お正月も終わりだってころになって、こんな写真ですみません。
松も取れましたね。昨日、外の門松なんぞはさっさとはずしたのに、
家の中をすっかり忘れておりまして、夜中近くになってバタバタと集めました。
本来「お飾り」は、どんど焼きなどで「お焚き上げ」するものですが、今はねぇ。
父が仕事をしていたころは、仕事場に焼却するところがあったので、
毎年焼いてもらっていたのですが、仕事やめたら焼くところがない。
昔は庭先でも、ちょっとした焚き火ってやったもんです。
石油缶に穴あけたのとかで、庭の落ち葉とか、紙のゴミとか…。
今じゃ庭先でそんなことをしたら「消防車」呼ばれかねません。
お飾りもゴミとして捨てるしかないので、せめて「プラゴミ」にならないように、
毎年藁のホンモノを買ってます。家庭用焼却炉を置けるような庭もないしなぁ。
というわけで、お正月気分もすっかりポイしてシゴト・モードにしないと。
といっても今日はまた祭日、さて今年の成人式はどんなもんでしょ。
すでに昨日「警察」をよぶようなことがありましたね。
沖縄の「紋付デモ行進」見て笑いました。おソロの黄色い紋付羽織。
群れなきゃなんにもできゃしない。あれを主張というのでしょうか。
成人式のあり方は、「荒れる」ようになる前からいろいろ言われていますね。
私も式典にはいきませんでした。確かにお国にがきめた祭日ですが、
だからと言って、十年一日の如く「お偉いさんのお話」なんて、進歩ないですね。
最近は、自治体でもいろいろ工夫して「楽しい式典」とか「参加したくなる式典」
なんてのを構築しているようですが、もう若者の成人を行政レベルで
お祝いする式典なんて、なくなってもいいんじゃないかと思います。
以前読んだ「着物」関係の記事で、昭和30年代も後半になるにしたがって
成人式は振袖でというのが定着し、まるで「振袖コンクール」のようになった、
そういう趣旨ではないから、と「式には平服で」と推し進めようとしたら、
呉服協会から猛反発があり…というようなことが言われたが、事実は違う…とか。
まぁそれが事実かどうかはともかく「成人式=振袖」と言う図式は、
古来よりのしきたりといえばしきたり、つまり、昔の成人式は「元服」であり、
時代や身分によって違いますが、要するに前髪を落としたり、髪を結ったり、
着物や帯などを大人と同じ作りのものに変えたりして、
今日からは大人、としたわけです。
それを考えると、衣服を正して「成人」を祝う、ということは、
それなりに悪いことではないと思います。
京都には「十三参り」という風習があります。
これは地域的なもので、どこでもやっているというものではないのですが、
このお参りのとき、つまり13歳で「本裁ち」の着物を作ります。
本裁ちというのは反物を一反丸々使うということ。
縫い方自体は、まだまだ体が小さいですから、縫込みを多くして
体に合わせますが、それまでの三ツ身や四ツ身などのように、
一反使わない着物から、一反使う着物を着ることで
「大人になった」という区切りにしたわけです。
生まれてすぐの「お宮参り」「七五三」、本裁ちを着る「十三参り」は、
いずれも「晴れ着でお参りする」です。
だったら成人式だって、「晴れ着でお参り」でいいんじゃないでしょうか。
振袖や紋付羽織袴で、家族と一緒に神社等に参拝をしてそのあと食事でもする、
お友達と騒ぎたかったら更にそのあとで、というのはどうでしょう。
今「成人式」の式典で、親も一緒というところは少ないですが、
元々成人したことを親が祝い、子は親に感謝する、というなら
「家族ぐるみ」でのお祝いの日にしたほうが、理にかなってると思うのですが。
ついでのことに「成人式」をやめて「還暦式」ってのはどうでしょう。
「敬老の日」だの「長寿の祝」だのではなく「還暦」を迎えた人を
今の成人式のように会場にご招待し、お祝いの言葉なんてのはサラッと済ませて、
たとえば「連れ合いと一緒の健康診断コース」とか
「定年後の過ごし方コース」とか「再就職の紹介コース」とか、
「ボランティアのレクチャーコース」とか、なんなら「熟年離婚相談」も?!
ヤジや暴力行為もないと思うし、盛況じゃないですかねぇ。
どっかやってるところ、ありますかしら。
で、そんなことを考えながら「留袖」の整理をしていましたら、
あったんですわ「振袖」が。もちろん新品現代モノ。
まだ仮仕立てです。広げる時間がなくて、前の柄だけですみません。
こちらは「琴」柄、絞りの部分は手絞りです。
こちらは「花車」の柄、左身頃の裏のみ「共八掛」です。
分かりづらいですが、真ん中が前、左は右の前身頃、右はしは「袖」です。
これもちゃんと広げた状態で写真を撮って「販売」の予定と致します。
古典柄ですけどねぇ、ほんとに…。
名古屋の成人式は各学区で実に質素に祝われます。だから、小学校の同窓会のような雰囲気で、多くの親御さんがすぐ後ろの席で並びます。お堅い挨拶2~3だけで、後は記念写真。
すぐ解散して各自同窓会的集まりに移行します。親もちょっと同窓会的気分で、荒れようがない感じです。でも、よそから来た人はちょっとさみしいかも・・・です。自分の時はよそ者だったので、行きませんでした。
この短い会のために女性の一家は朝早くからご苦労様ですが、色々な振り袖が見られて、私は嬉しかったです。会場が寒いのでショールはあった方がいいのですが、会が始まったら、取るのよ、とか、写真の時もはずすのよ、とか、外野が色々言うので、良い勉強です。
他の地域の会は豪華すぎるんじゃないでしょうか。(なんとかお金が集まった夕張もけっこういい会場でやってましたね)それとも、名古屋が時代遅れなのか、未来的なのか。
「同窓会」タイプ、いいですね。小さい区画でやればいいと思うのですが、長年の習慣ってやってるほうは習慣的にやっちゃうし、出るほうは一回こっきりだし。改善というのがむずかしいですね。最近、乱入とか大騒ぎとか、そういうことになってあわてて考えたりしてますが「根本的」に考えるんじゃなくて「とりあえず警官配置」なんてんじゃ、笑うしかありません。いい加減「徹底して見直し・考え直し」したほうがいいところも、沢山あると思いますね。そもそも成人式って何よ…ってとこから。
って、ご用聞きじゃないんですが(笑)だいぶご無沙汰しちゃってるんで、なんだか来辛くなってます千兵衛です!(笑)
今は本当にゴミを燃やせないですよね!
お囃子の名誉会長の家は代々続いてる農家でして、広い庭の奥が山根(山の下)になってるんですが、そこで名誉会長は何十年も毎日、早朝に自分ちの生ゴミを燃やしてたんです。お隣も同じような農家だったのですが、3年ほど前にワケありで引っ越されて、そこへ6棟の住宅が建ちまして、引っ越して来た新しい住人が煙を目撃して環境省へ連絡し、名誉会長のゴミ燃やしは、その日からストップと相成りました!
地域の文化行事などでの「燃やし」は許可されてるようですが、個人の場合はいくら何代も続いた行事だからと言ってもダメなようですね!
環境破壊とか二酸化炭素の排出とかで、理屈は判るのですが、「住みにくい世の中になっちまった!」と、名誉会長は、ぼやいておりました!(笑)
ところで、今更お聞きするのもなんですが、我々の成人式の時って、役所などから出席要請の連絡があったのですか?
私も成人式には行かなかったくちですが、連絡があれば行ってたかもしれないと今思ったのです。ホントに、今更の話ですが(笑)私たちって、もう2回も成人式が過ぎてるもんね?(爆)
でも、だからと言って「還暦式」なんて、連絡が来ても行かないもんね~!(笑)
有松生まれにこだわって、総絞り振り袖が欲しかったんですが、即却下。といって同郷の友人の振り袖も絞りじゃなかったから、ご当地に成人まで住んでいても おいそれと買えるものではなかったんですね┐('~`;)┌
今考えますと、オーロラ訪問着などだか流行ったらしいので、着なかった方が良かったのか、もんもんとすることがあります。父は転勤族でしたし、私立に通っていましたので、成人式はパス。
でも、今頃着物にはまってアンティークの小振り袖入手してニンマリです。海外限定だよなぁ(^_^;)\('_')
そうそう、とんぼ様 いつも質問ばかりで申し訳ないのですが、鷺と烏柄の綴れ帯について お話伺いたく、拙ブログにお寄り頂ければと思います。
近所のおばちゃんにふくら雀の帯結びしてもらって。
でも早生まれなもので、一学年下の人とだったので
ガッカリした記憶があります。
「招待状」??きたのかなぁ、私も最初から行く気がなかったので覚えてないんです。息子にはきましたけどねぇ確か。千様、んなこと言ってたって「還暦式」が実施されたら、あたしがひきずってでも連れて行きます!?
zizi様
「総絞り」は<そりゃあも~~~~ですねぇ。振袖って、今の時代では本当に回数着ないものですし、娘に孫にってこともなくなりましたからね。タンスのこやしの筆頭みたいなものじゃないでしょうか。私自身はこの年になったほうが着物って楽しめてる気がします。ブログ、お伺いしました。たいした回答ではないんですが…。
陽花様
そうそう「ふくら雀」、あのころはみんなこれか、文庫でしたね。私は文庫にしたかったのに母の「文庫は背の高いほうが似合う」という一言で「すずめちゃん」になっちゃいました。