新しいものは、とかく最初がカンジン…何を気負ってるんだか。
実は、一度この記事を書いて、アップしたのですが、ちょうどニュースで、
こういうタイプのコンロでの事故…についてやってまして…。
それで、一番下に追記しましたので、それも読んでください。
とりあえず、まず最初に「電源を入れる」、これは乾電池ですので停電も関係ナシです。
これしないと火がつきません。
で、ここからは何をするかで時間や温度を決めるものがあれば、そこでボタンを押す、
つまり、揚げ物なら「温度」、湯沸しなら「時間」の設定ボタンを押す。
でも、何でもなきゃそのままつければいいわけで…なんだ、なんも変わらんじゃん、でした。
ただ鍋などを置かないと火はつきませんし、消し忘れて120分たつと消えます。
いろいろ設定したくない、つまり油の温度も自分で見るよ…の時は「センサー解除」を3秒押します。
火力調整は5段階ですが、更に「微調整」のボタンがあって、
それを押すと、まぁ1、1.5、2、2.5 …という感じになるんですが…。
今までは炎をみて自由調整でしたから、まだちょっと慣れていません。
なんというのか「いらなくてもいい機能」がついていて、使わなきゃそれまで…ですねぇ。
でも、いずれは使うようになると思います。
というわけで、とりあえず初めてこのガス台で作りました「卯の花」…がトップ写真です。
別に今までとなんら変わらないし、今までのが古かった分、炎が落ち着きませんでしたから、
火加減調節のボタンパチパチ…にはちと抵抗ありますが、バッチリといえばバッチリ…ですね。
一応センサー使ってみたり、解除してみたりしましたが、要するに「慣れ」であることは当然。
これを買うという話が出たとき、父が「気をつけていれば鍋焦がしや、空焚きは防げるものだ。
つけっぱなせばガス代がもったいないと思うから、ガス台使うときはそばを離れない。
途中で誰かピンポンきたら(インターホン)、まず火を止める」といわれまして…
もちろん「正論」です。
本来、台所仕事は要領が第一、無駄な動きはしない、材料も時間も無駄を省く(調理師学校でのオシエ)…
ですけどねぇ、なかなかそうはいかなくて…。
まして介護などしていると、あいている時間に一品先に作っちゃうとか、
やってる最中に手を止めて世話とか、思うようには行かないものです。
道具はどこまでいっても道具、ですから、それを使う方がいい人はそれを使えばいい…。
実際、宇宙船のようなガス台でも、私のような暮らしをしているものは、ゆで卵のゆですぎとか、
やかんのお湯が半分くらいになっちゃうとか、そういう危険性もはらんでいるわけですから、ありがたいわけです。
母は、認知症を発症してからも、しばらくは台所に立っていましたが「何回鍋を真っ黒にしたか」と…。
父がそばによると「ジャマだ」と怒るので、さりげなくそばをうろついて気をつけるようになってから、
数ヵ月後に母のあの「骨折」で、ついに台所を明け渡したわけで、父はホッとしたそうです。
ガス台に限らず、昨今の道具は、いろいろ機能がありすぎて使いこなすのが大変です。
「この機能は使わなくていい」が選択できるのは普通ですが、それなら最初からあれこれついているのと
最初からもう少しシンプルなものと両方あったらなぁと、これは素直な感想。とりあえず、なんとかなりそうです。
そうそう、天板の掃除がラク、というのは本当です。
今までのコンロというのは、汁物などが吹きこぼれたときのために受け皿がついてました。
それがあるためにアルミのガスマットなんてのを敷いて、それを取り替える…とやっていたわけですが、
要するに凸凹があるから掃除も大変なわけです。これはほんとに「たいら」です。
まずは五徳が軽くてすぐ取れる。
次のカバーをはずすと…ここまでです。まわりギリギリまで平らですから、すぐ拭けます。
ガス台って、きれいに掃除すると、直後だけは何か油や汁が飛ぶと、さっと拭くのですが、
少し汚れが重なるとそのままになっちゃって、やがてマットが汚くなって取替え、受け皿はずして洗う…
時間がなくて結局そのままになってやがて汚れるがひどくなる…でした。
これだとすぐ拭けるので、確かに、私さえサボらなけければいつもキレイでいられそうです。
今日、雨がやんだのを見計らって、父が見にきました。
こまめな父ですから「コレがほしい」とは言いませんで「まぁ使いこなせるようにガンバレ」…。
でも、夕方になって電話がありました。
「おまえのトコのみたらなんかきれいでさぁ、あまりにもウチのが汚く見えて、
ちょうど天気もよくなってきたから、ガス台全部分解して表で掃除した。ピッカピカになったよ」…そこですか。
今日の「卯の花」は、鶏肉の代わりにかまぼこ入れて、ネギに弱い私は、ネギ少な目。へへへ。
追記… この記事アップのあと、コンロの事故についてのニュースがありましたので…。
要するに「安全」を重視するあまり、てんぷらはたっぷりの油で揚げることを前提、としていたりするのですね。
油の量が少ないと、高温になってどうのこうのとか、お鍋の底が平らでないといけないとか…。
たとえば「湯沸しモード」ですが、説明書によれば、火力を弱ですると、沸騰前に切れることがある、とか
お湯を入れてかけると、沸騰してから消えるまで時間がかかるかも、とか、沸騰前に火が消えることもあるとか…。
急いでお湯を沸かしたいとき、給湯器のぬるま湯を入れたりすること、たまにあります。
こんなとき、結局は「どうやって沸かすか」を、選択するわけですが、こういうことがめんどくさいですよね。
今までのように、自分で全部管理するほうが、便利だと感じることもあるのだと思います。
もうひとつは…これだけハイテクだと、故障がねぇ…。今までとは違う故障をするでしょうから。
良さがわかるのでしょうね。
つい説明書を読む事を面倒だと思う私には
最新機種は当分無理なような気がします。
その前に乗せていただいた車のなかで
の会話で、修理に車を出したら、
代車がきたので、運転しようと
思ったら、同じ車種でも新しい仕様は
さっぱり分からずで返したと言ってました。
今はモデルチェンジがなんでも
早いようですね。
買い換えたエアコンのリモコンも
押し間違えないようになった私、
新しくするたびに学ぶことが多く、
面倒がっては機能しないのが
難点になってきそうです。
我が家のはすごくシンプルなガス台で、それでも焦がさないよう
あれこれと(笑)いらんわ!とかあります。
離れる時とか、お魚グリル使用の時は、100均のタイマーをかけています。
実家の親ほうが、腰をかがめらないぶん火の扱いが怖いです。
全部強火にしてしまうから。
シンプルなのが1番かも。
結局全部切っておけば、普通とあまり変わらないのです。
なんだかなーですよ。
それでも心配で、最初は説明書片手に使いました。ほんと、めんどくさい。
ダッチオーブンの機能もあるんですが、使うか、そんなもん…と、
もうそこまで読んでません。
シンプルがいいですわ。
あれは電気のIHのコンロの話でしたが、これも似たところがあります。
便利だといいながら「だけどああするな、だからこうせぇ」と
あれこれ書かれると、ただもうごちゃごちゃと面倒です。
エアコンも突然止まって、もう壊れたかと思ったら、
「ホコリがたまった」のお知らせ。なんだか機械に使われてる気がします。
でも、シャクだから、最近はケンメイに取扱説明書を見ています。
まぁアタマ使う分にはいいかもですね。
親切すぎて、何を親切にされたか忘れる??
そんな感じですね。
ほんと、心配ならキッチンタイマーですむことが多いですよ。
そういえば、これにはタイマーもついてます。
これだけでいいじゃんと思ってます。
年をとったら、体がきかない部分がでてしまったら…
そうやって考えると「福祉機器」として開発すれば…
なんて思っちゃいますね。