切手のこと

 

写真は、今年届いた暑中お見舞いのハガキです。

息子に向けてのものはかわいらしく、私には涼しげなものや、お住まいの土地の風景写真など、

手書きのおたよりは、ほんとに嬉しくていいものです。

 

さて、整理をしようと見ていて、ふときづいたことが…切手の価格、です。

もう一度出しますね。 

一番左、わざわざ１０円切手が足してあります。62円で出せる普通のハガキなのに…。

そのお隣は「５２円」…これは郵便局の人の見落とし？

真ん中は、ちゃんと６２円なんですが、スタンプなし。剥がしたらまた使えちゃうぅぅ。

そのお隣は、６２円がなかったんですかねぇ８２円切手を貼ってくださいました。

最後はハガキがちょっと大きめの１２０円なんですが、なかったので６２円を２枚貼りました…ですね。

 

　　　　

 

手紙を書くという習慣がどんどん薄れていますから、家に切手を常備する…ということもなくなってきましたね。

私はやたらといろいろあるので、足りないと３枚も５枚も貼って価格を合わせていますが、

普通は一番使うハガキ用と封書用、今なら６２円と８２円を常備…が多いですよね。

それが、たいして使わないうちに郵便の価格が変わったら、あれっいくらだっけ、もあるでしょうし、

あ、５２円しかない、とか、２円切手がない、とか…もう多く貼っておけばいいだろう…になっちゃったり。

 

多いことがわかっているものについては、投函せずに郵便局窓口に持って行くと「余分」を還付してくれます。

また、投函するときわかっていたら「○○円過納承認済み」と脇に書いておくと、あちらとしてはありがたいのですと。

少ないと、昔は相手側に「不足分ください」と、なって迷惑かけたものですが、

最近は「これ、足りないよ」と、届ける前にもどってきますね。

 

２円という半端はほんとにめんどくさいのです。我が家には４０円切手や６０円切手もたくさん残っているので、

２円切手１０円切手も、いつも１０枚ずつくらいはおいてあります。

それでも貼るとき、えっと封書で８２円だから…あ、６０円と２０円と…えーいめんどくさい、

昔の５０円切手と４０円切手貼っちゃえ…なんてなったりしています。

また、ちょっと手芸のレシピだとか、写真などを入れて重くなると、いくらだ？…になってしまう。

２５グラムまでは…５０グラムまでは…で、価格が変わるのですが、２５グラムっていう重さはねぇ…。

なので我が家には簡易の郵便物専用はかりがあります。

切手はコンビニなどでも売っていますが、いちいち郵便局まで行って出すことは少ないですから、

いくらだっけ…は、ほんとに面倒なことになってしまうのですね。

ましてや今はメールで済むことがたくさんありますから。

 

それでも手書きや郵便にこだわる、私みたいなものもいます。

だいじにしないと益々購買数がへっちゃうよぉと思っているのですが、

郵便局、民営化したものの、いまつまでたっても商売はお上手にはならないようです。

通販なども手掛けているし、保険がどうの貯金がどうのは力入れているみたいですが、

どうも民間企業の「エネルギー」みたいなものが感じられない気がします。

よくあることですが「現場は頑張ってる人もたくさんいるんだけどねぇ」です。

我が家の近くのごく小さな局でも、贈答品や季節商品、地方の物産などのカタログが、

たくさん置いてありますが、まぁ言っちゃなんですけどね、あまりセンスがあるとは言えないカタログです。

パッと目を引くとか、いかにも買いたくなるようなとか…そういうところにお金かけないんでしょうね。

まぁ経営ということでは、私も素人ですから難しいことはわかりませんが、

感覚的に「売るためには」の目の付け所とか努力のレベルとかが、どうしてもぬるい感じがします。

いや、実は「書かなくなった人」が増えたことも、モンダイなんですけどね。

 

さまざまな記念切手も楽しみながら、暑中見舞いは終わり、今日は残暑見舞いをいただきました。

今年の年末から年賀状も６２円になりますね。予算も間違えないように考えておかないと…。