まぁ台風は近づいているし、いくら日本海側と言っても、何か影響があるのではないかと
ちと心配していましたが、さすが神様の国…傘をさしての画像はありませんでした。
さて、宮中での挙式となれば、当然十二単ですが、今回は皇籍を離れて神職の家に嫁ぐ…
ということで、あの美智子さまや雅子さまのような十二単ではありませんでした。
最初に色の明るい袿袴で大社に入られましたが、あれは「袿袴(けいこ)」、
「袿袴道中着」という着方で、腰ではしょっています。靴は西洋式の靴。
明治に入って洋装が入り、それに合わせていろいろ「礼装の決まり」が変わっていきました。
そのなかで、女性の服装として洋装ならこれ、和装ならこれ…と決められたもの。
洋靴というのもそれで、その際は靴の色は袴と同じ…が決まりです。
靴は最初靴がやけに赤く見えて、色が合ってるのかなと思いましたが、
写真で見たら袴が紫、靴も紫っぽく見えました。そりゃちゃんとやらはりますわねぇ。
髪は大垂髪(おすべらかし)でも、簡略式の「お大」でした。
大垂髪は、あの葵祭りで毎年テレビで見られる「斎王代」の髪型…で、あの顔の両側の白い飾りのないもの。
おでこの上には丸いかもじをつけて、金属の飾り(さいし、すみません字おぼえてません)、
あのお内裏様の、女雛がつけてるきんきらのです。あれを髪に簪と紫の紐でとめて、
さらに「額櫛」というてっぺんが○タイプの櫛を、おでこから上に向けて、挿して押さえます。
「神事」にまつわる行事の時に、あの斎王代がつけているように、飾りの左右から「日陰紐」と呼ばれる、
途中で蝶々のような飾り結びの入った絹紐(糸の束をそのまま組紐の要領で組んだもの)をたらします。
うっとおしいだろなー。
「お大」というのは、そういうややこしいものをつけず、かもじもなし、単に高々とゆいあげるだけです。
今回の「典子」様は、ご気性にあっていたと思いました。
まぁやんごとなきお生まれの方々、我々庶民のような恋愛結婚は難しいところでしょうけれど、
政略結婚などではなさそうで、しかも絶対「カカァ天下」の楽しい家庭になりそうな気配。
お幸せをお祈りします。
というわけで…テレビを横目で見つつ、台風接近で、植木鉢避難、今回は風も…ということなので、
飛びそうなものを片づけたり…あ、物干しざおおろしてないっ、明日の朝らしいですから、
これから降ろしておきます。まったく今年は忙しい?
ちょっとーウチの「殿ぉぉ」、明日のゴミは出せないと思うから、下にもってこないでねぇぇ。
オーツカというメーカーが作っているのではなかったかと。
袴と同じ生地で作ると聞いています。
なんか、目に慣れない姿ですが、
宮中での儀式のときは、そうなんですと。
わたしなんかやっぱり、鼻緒のついたもの…なんて
思いますけどねぇ。
実は画像を拝見してお履物は靴???なのと不思議に思っておりました。
そういう決まり事があるんですね。
知りませんでした。
また今日は一つ疑問が解けました!
いつも本当にありがとうございます。