はやぶさ2号機が、カプセルの分離に成功し、さらに次のミッションへの軌道にものったと…。
はやぶさ1号機が地球に帰還したのは、もう10年も前のことになるのですね。
満身創痍のはやぶさが撮った最後の1枚の写真は、やっと還ってきた地球のぼんやりとした姿。
カプセルを切り離し、そのカプセルを追いかけるように、その行く先を見届けながら、
自身は流れ星のように最後のきらめきを残して消えましたっけ。
機械なのに、せつなくて、あの映像を見ると今でも目がうるうるしてしまいます。
今度は消えずにまた次のお仕事。
またまた遠くへ行くんですね、たった一人で。あぁまた感情移入してしまう。
離れていくはやぶさから見える地球は、ただ青くてきれいなのでしょうか。
現実にはその地球、目に見えないウィルスという恐ろしいテキに襲われて、
どの国も地域も青息吐息です。
日本でも感染者が急増しているうえ、寒い季節に向かいます。
医療現場の逼迫も、再び問題になってきました。
たくさんの家庭があり、それぞれの暮らし方や生き方があり、抱える問題も違います。
その中で、自分で考えられる自粛を考えていくよりありません。
自粛とは「自ら行いを正し、慎むこと」だったと思います。
悪いことをしたわけではないのですから、どこぞの芸能人さんの不倫だの交通事故だのの自粛とは
違いますけれど、自分を守るために、家族や大切な人を守るために、周囲の人を守るために…
頑張らないとですね。
はやぶさ2号さん、次は「おかえりなさい」になるのでしょうか。
それをいう時はまた、せつない思い出が増えるのでしょうか。
せめてみんなでマスクを外して、みんなで集まって、みんなでくっついて、
そのときを迎えられますように。
まずはカプセルが無事に帰ってきますように、そして再び旅立ったはやぶさ2号さん
いってらっしゃい、きをつけて!
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