コロナ・ウィルス、飛沫感染もこわいけれど、実は接触感染がもっとこわい。
なにしろ目に見えないものですら、知らないうちに手指についたものを、あちこちにくっつけたら…です。
父は年齢的に「ガンコ」、ついでに年齢的に「節約家」、さらには性格的に「危機感ものすごく薄い」…。
毎年インフルの時期にも、言うことを聞いてくれないのでイライラするのですけれど、
今回はとんでもないウィルスです。さすがに父も「いや、怖いよなぁ」と言ったのですが、
言ってる割には…なのです。
先日も月1回の病院行き、バスだと一度乗り換えもあるし、タクシーのほうがいいというのに、
しっかり往復バスでした。
元々マスクはキライ、手洗いも「してるよ」というけれど、実は水道でシャバシャバで終わりです。
せっけんを手にとって泡立てるのもめんどくさい人ですから。
知っていたので「病院にいったとき『泡で出るタイプの手洗い用せっけん』を買ってくるように」と
何度も言ったのに「あ、忘れた」ですから。
それで私が買いました。それが写真のものです。なんでこれにしたか…1回分イヤでもでるから。
父はもったないがりですから、せっかく泡石鹸を渡しても、ぜったいシュッとちょっと一押しだけです。
なので、どうしてもちゃんと1回分出てくるのにしたわけです。
こども向きで、上の大きいフタを押すと、手のひらにお花のカタチに泡がくっつきます。
今度持って行きますが、そのときにはちっと「ウソ」をふりかけて
「ケチっちゃダメよ。ちゃんと1回分下まで押さないと、量が変わって詰まっちゃうから」と!ふふふ。
これを使っている父の姿を想像すると、ちょっと笑っちゃうのですが、
「こんなに出てもったいないなぁ」といいながらも、洗ってくれることでしょう。
ちなみに、何十秒…なんていわれても、いちいち時計をもってくるのもね…
なので、「歌」をおすすめします。一番あってるのは「ウサギとカメ」。
♪ もしもしカメよカメさんよ、のあれです。歌いながら右と左を変えたりしていると、
けっこうなんとか洗えるものです。スピードは自分のこすり合わせるはやさで歌います。
ちなみに私は普通に手のひらを合わせてワンコーラス歌うと、8秒です。
これで30回くらいこすり合わせられます。
時間というよりは、しっかりこすり合わせることが大事ですから。
友人は「孫に教える」っていってました。
ちなみにちなみに、ウサギとカメの物語には後日談があります。
カメに負けたウサギが、一族の恥だといわれて仲間はずれにされるお話しです。
父が「もしもしカメよ~」と歌っているところを想像すると…ますます笑えますが、
少しでも予防になればと思っています。
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