今日は、父の病院に行って、帰りがギリギリになってしまい、いつにもましてドタバタの夕刻となりました。
まずは…父は少し右にマヒがありますが、医師の話ではリハビリすればかなりの快復…とのこと。
父自身はまだ手術して4日目ですから、起き上がるのはトイレのときだけ。
それでも、春の入院の時には2週間もICUにいたのに、今回は2日ですからねぇ。
前回の4日目と言ったら、まだ頭から直接、管が出てましたよ。
それを思えば…で、父もマヒに対しては不安はあるでしょうけれど、
前回のアリサマを思い出せば、「まだ4日目なのに、一般病棟移れたし」と、言ってました。
看護師さんたちも本当に親切で、私の状況も知ってくれているので、
洗濯物は私たちがコインランドリーでやってもよければ…といってくれました。ありがたいです。
私はなにより言葉に不自由が出なくてよかったと思っています。
こっちの手がなぁ…といいつつ、右手を弱々しく見るので、右手をつかんで「握ってみ?」といいました。
ちゃんと握り返されました。そんなにきつくはないけれど、かといって「これでも握ってるの?」というほど弱くない…。
リハビリで快復する、という医師の言葉が信じられました。
元の通りまではムリかもしれないし、時間はかかるかもですが、父のことですから自転車も乗るでしょう。
「一人で暮らせるようにならなきゃ困るからな」と、言ってました。
本当は同居がいいのでしょうけれど、父は母と暮らした家を出る気はまーったくありませんし、
私の世話になることはもっと望みません。息子がいるんだから親は子を見てろ…です。
一人暮らしに戻るためには、リハビリを思いっきりがんばると思います。
医師から説明を聞いた後、なにかありますか、といわれたので、
「父は、私の負担にならないようにと、リハビリをがんばるとはおもうのですが、
今動けてない状態で、不安だと思います。なにしろ基本、ネガティブ思考のヒトなので…」と言ったら、
「えぇーっ、いつもお父さんは、私たちにはとても明るくて前向きですよ」と。後ろにいた看護婦さんも「そうそう」…。
私が「それが全部ウソとはいいませんが、そういって周囲のヒトや私に心配かけないようにという気遣いの多い人で、
実はいつも『人間明日のことはわからないから』と、いうような言い方をします。
今回も検査入院前日までに遺言状の作成も済ませたんです」と言ったら
またまた「えぇーっ!」…。
そのあとで「わかりました。安心できるように、私たちもフォローしますから」と言ってくださいました。
そんなわけで、予定時間をオーバーしての帰宅、そんなときに限ってながーーい赤信号ばかりひっかかるし…。
とんでもないところで「電線の工事」かなんかやってて、急に片側通行になるし…。
実は、わき道に一歩はいると、そこが両脇雑木林で車も少ない、信号もかなりの距離ない…というところがありまして、
制限速度は40キロなんですが、みーんな60キロなんか軽く越えて走ります。
私は「だめだよー」といいつつ、ふとメーター見ると50キロ…。
なんか感覚的に飛ばしているという気がしない道なんですね。
いつもはそんなに飛ばさないんですが「今日は、おまわりさんごめんなさい…だな」と、
そのわき道に入ったら…今日に限ってなんでこんなに車が走ってるのよ…で結局交通法遵守…。
ギリギリ家に飛び込んで息子のマットを敷き、暖房を入れて着替えたら、息子の送迎車がつきました。セーフ!
ちょっと早いけど、この前ボランティアの方たちがくれたんです、とクリスマス・ブーツがふたつ。
なんでも桂小金治さんとかせんだみつおさんとかが、きてくださったのだそうです。
ひとつあけて、チョコレートを失敬しました。ちかれたびーの一日でした。
トップ写真は、近くの銀杏です。すっかり黄色くなりました。
こちらは、父の病院近くの道路、とてもきれいですが、実は枯葉って滑るんですよね。
ケータイですのであまりきれいにとれてませんが…。
なにかときぜわしいですから、おだいじにされてくださいね。
お父様のリハビリも、うまくいきますように。
実の親子以上に仲がいいですね。
お互いを思いやる気持ちが伝わって、胸が
ジ~ンとします。
忙しく慌てている時に限って、信号によく
ひかかったり渋滞に巻き込まれたりしますよね。
息子さんのお帰りに間に合ってよかったですね。
銀杏の黄葉は輝くようできれいですね。
父のこと、ありがとうございます。
がんばってくれると思います。
ありがとうございます。
若いころは、父似迷惑もかけましたからねぇ。
今は一日でも長生きしてほしいと思っています。
ひとのことばーっかり考えたり心配したりのヒトで…。
もう少しゆったりしてほしいのですが、性分はかわりませんね。
ほんとに「なんで赤信号ばっかりなのよ」と、車の中で、
ブーブー文句言ってました。
間にあってよかったです。