¡ HOLA !
またまたお久し振りです。
10月に入って、だいぶ秋も深まってきましたね!
なんだか今年は衣替えのタイミングが分からず・・未だ、夏物と冬物が混在しています。。
そ〜そして!私の場合、この時期いつも困るのが帽子。
パナマ帽にするか?フェルト帽にするか?本当に迷います。
そんな訳で?今日は「コルドベス」のお話で〜す。
フラメンコでよく使われる Sombrero(帽子)
通称「Cordobés(コルドベス)」本来の意味は「コルドバの・・」です。
コルドバはスペイン・アンダルシアの北東の方にあり、世界遺産「メスキータ」を中心に
名産の銀細工や革細工などなど、こじんまりと可愛いらしいお店が並ぶ街です。
上の写真は、以前コルドバに行った時に見かけた観光馬車のおじ様達!
な〜んか近所を散歩するような日常着にコルドベス・ハットをかぶっていて
「かわいい〜?!」(笑)思わずシャッターを押していました。
と、前置きはこのぐらいで・・
この帽子を使ってよく踊られる『Garrotín(ガロティン)とTanguillo(タンギージョ)』
いつも思い浮かぶ言葉は「粋・鯔背・伊達男」・・どこかクールで遊び心ある!みたいな感じです。
そんな思いで製作した衣装を何点かご紹介しまーす!
今回 Parte1 は
北スペイン・アストリア地方の舞曲がアンダルシアでフラメンコになった!と言われている「ガロティン(Garrotín)」
「ガロティン」とは、麦を脱穀するのに使った棒のことだそうで、私的には仕事歌や収穫祭の歌のイメージが強いのですが・・
Pregúntale a mi sombrero~ 「私の帽子に聞いて!」なんて歌詞で始まる 陽気でリズミカルな楽しく明るい曲です。
モスグリーンのコルドベスに青リンゴ色のサパトス。とってもお洒落な芦野さん。
『こんな衣装が着たいんです』と衣装写真を張り合わせたマップを持って来て下さり
ボランテ(フリル)部分もティアード型にしたい!!とのこだわり。
期待に応えられるように・・色々考えるのが楽しくて制作中もワクワクしました。
本番の踊りにも、彼女の強い意志が現れていて小意気な姿に惚れ惚れしました
いつもチャキチャキっとしていて凛々しい美香さん。
チャコールグレイのスーツストライプの身頃に11段もあるフリフリボランテを付けて
所謂、甘辛MIXコーデのように仕立てたワンピース。
まさに伊達な感じで、どこか中性的な雰囲気を持つ彼女の魅力にピッタリでした
ガロティンの衣装どうでしたか?
お写真掲載にご承諾いただいたお二方、ありがとうございました。
次回 parte2 は「Tanguillo (タンギージョ)」の衣装を紹介します。
是非また読んで下さいね〜
¡ Hasta luego !
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