Hola!
今日は水玉のお話です
フラメンコ衣装では、よく水玉柄を使用します。
スペイン語で水玉模様のことを「Lunares (ルナレス)」
きっと皆さんも聞いたことがある「Luna (ルナ)」は月の意ですが
「Lunares」の語源は「Lunar(ルナール) =”ホクロ″」 と言われています
中世ヨーロッパのご婦人達は、今でいう”美白″ 白い肌が美の象徴だったそうで
ホクロは白い肌をより白く見せるためのアイテムとして大流行
「付けボクロ屋」なるお店がいっぱいあったみたいですよ
そ〜んな中世時代に貴族のお屋敷に踊り子として出入りしていたフラメンカ達
きっと流行に敏感だったんじゃないかな〜
「ホクロを衣装に取り入れよう〜よ」話してたりして
な〜んて・・・想像すると楽しくなってきます
それはそ〜と、スペインの生地屋さんにはとってもカラフルでワクワクする水玉柄がいっぱいです。
そんな訳で、スペイン セビージャのお店をちょっとだけですが紹介しま〜す
私の大好きな生地屋さん [Ciudad de Londres]
昨年暮れの旅行の時は、写真左下の立派な店構えの新店舗は工事中で
元々ある小さいお店で陽気で販売上手なおじさん達が接客してくれましたが・・・
次回の来店は敷居が高くなりそーな予感。。
それでも!やっぱりフラメンコ衣装に欠かせない素材の水玉生地がいっぱい
絶対はずせないな〜
そして・・東京でいう所の「ユザワヤ」みたいな生地のデパート
[GALERIAS MADRID] とっても大きいお店で
な〜んか銀行の順番待ちカードみたいなチケット(写真下)を引いて生地を抱えて待っていると
番号を呼ばれて生地をカットしてくれます
このお店には「FLAMENCO」コーナーなるものがあって
裾の長い衣装『バタ・デ・コーラ』の裏フリル通称カンカンに使用する生地が
その名の通りCAN CANの名で何十色もあります
この生地、別名 PAPEL(紙)と言うらしく・・すっごく軽くて張りがあるんです
しかし日本では扱いがなくて
cesta de costura でバタを製作する時は代用のものを使用しています。
ちょっと珍しい写真右上の水玉CAN CAN生地をお試しに購入してきました。
フラメンコの街セビージャには、まだまだ沢山生地屋さんがあるんですが
ここ[julian lopez]は、なんとな〜くセレブな感じなお店で
1階から確か4階?まで吹き抜けが気持ちイイビルの中に生地が所狭しと並んでます。
フラメンコ用の生地は上階にあって、ストレッチコットン系のカラフル水玉柄がいっぱいでした
やっぱり日本にはナイ配色の水玉ですよね〜
見てるだけでアイデアが湧いてきますね
次回はスペイン生地を使用して製作したお衣装を紹介しま〜す
また読んでね Hasta luego
アトリエ*cesta de costura* 》公式サイト
TOMOMI SATO
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娘が踊りを習っている時 生地を買って 服は仕立て屋さんに と言われ 仕立ててもらうって高いのでは。。。とおそるおそるいきましたが たった 20ユーロ。 仕立ては安いですね スペイン。
子供用だったからでしょうか?
大人用は、安価で300ユーロぐらいだったような記憶があります。
とっても素敵なお買い物でしたね(*^^*)
娘さん、フラメンコ続けていらっしゃるのでしょうか?
是非また次回!コメント寄せて下さいねー♪