自傷行為

自傷行為というと、リストカットや髪の毛を抜いてしまったりとそういうことを連想するけれど、そうじゃない心の自傷行為というのもあるのを痛感している。

人に余計なことを言ったり、やったりして結果的に自分を苦しめてしまう。

精神的に追い詰められていると、さらに自分で追い打ちをかけてしまう。

何であんなことを言ってしまったんだろう？

何であんなことをしてしまったんだろう？

自分を辛い立場に追い詰めるだけじゃないか。

病院に通い始めた十数年前は、いつか病気は治りまた元気にいろんなことを楽しんだり、仕事を頑張ったり出来る様になるだろうから、一時の我慢だ。

そう思っていたのだが、あっと言う間に月日は流れ還暦になってしまった。

もう絶対に楽しい日々なんか来ない。今まで病院に通った年月をまた同じだけ過ぎたらもう寿命は長くない。

鏡の自分の姿を見て呆然とし、主治医にはもう治らないかも知れないと言われ、

家族には口が裂けても「苦しい」などと言えなくなってしまった。

家族じゃねえよ！

冷静に考えても、自分で自分を傷付けているのは間違いない。

今日も傷を深くした。

心の傷を。

深くしてしまった。

なんかもうこの世に未練が無くなって来たよ。

大げさでもなんでもなく。

希望は無い。

明日以降にいいことがあるだろうか？

恐らく１００％無い。

もう、いいことを起こすだけのパワーは無くなったようだ。

若い時のパワー。

頑張れないよ。