遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

なごりの秋 & 第22回 東和神楽大会 其の壱

2024-11-09 09:53:34 | 郷土芸能

話は10月に戻りますが、その最終週の某日、2年ぶりに高清水へ上ってみました。

 

雲海には、ならないとわかっていても・・・。

こんな日なので駐車場には数台のみ。

暗がりの中、懐中電灯を持って草地に三脚セット。

膝に負担がかからないように慎重に移動していても、何往復目かで、すってんころりん!

廻りには、まだ、誰もいません・・・・ああ、痛かった・・・・涙 なんとか膝は無事。

 

雲海もないし、お日様も期待した場所でないしで、がっかり。

 

まあ、混雑していない中で、ゆっくりと朝を迎えられただけでもOKでしょう。

 

それでも、ピーク時には30名ぐらいは居たと思います。

 

震災以前は30名でも凄いと思いましたが、今は100名以上だとか。

その中には入れそうにないので、また来年までお預けですね!笑

 

さて、またまた芸能関係と云うことで、

11月3日(日)午前の東和町芸能発表会後の午後は、同じ会場で第22回東和神楽大会です。

これは花巻市民芸術祭のひとつで合併前の町ごとに行われているイベントになります。

 

あなたも好きね~! そうですね~!(;^_^A

社風(みやぶり)神楽さんの奏楽から。

「社風」を「みやぶり」とは、なかなか読めませんね~。

10代盛岡藩主南部利敬公が神道を厚く信仰したことから、社家の行う神楽に「社風神楽」

という名前を付けたそうです。

遠野で云うところの大出早池峰神楽を神人(神道)神楽と云うのと同じです。

だとすれば、早池峰神楽全体も神道神楽=社風神楽になるのでは?と思ったりして・・・・。

なんだか、しっくりこない区分けです。

 

奏楽を最初とすれば、2幕目は同じく社風神楽さんで鶏舞

 

昨年と同じ、お二人の鶏舞でした。

 

3幕目は大償流土沢神楽さんで三番叟

 

2月の土沢神楽さんの初舞では、小5のこの子が三番叟でした

 

年度が変わったので小6です。

遠野でも同世代の子達が神楽を演じています。近い将来、この子たちが

顔を合わせることになるでしょう。

 

お母さんと思しき方が最後尾で、動画を撮っていました。

 

4幕目は最初に舞った社風神楽さんで権現舞

 

これもまた、実践回数をこなす意味合いがあるのでしょう。

 

遠野でも神楽共演会なり、郷土芸能共演会で、なかなか披露できない演目をやったりしますが、

このように基本的なものを演じる機会が少ない団体の披露する場に利用しても良いのでは。

などと感じながらの其の壱です。

コメント (2)
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