遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

2025 石鳩岡神楽舞い初め 其の参

2025-01-24 16:32:26 | 郷土芸能

年賀状も今回限りみたいな人が、だいぶ増えました。

葉書代も一因ですが、表も裏も印刷の人が多く、気持ちが伝わりにくいのでしょうがないですね。

そんな年賀状、いつもは届く大学時代の仲間から昨年は届かず、今年も・・・。

先日、奥さんから葉書が届きました。昨年11月に亡くなったとのこと。

学生時代はチャラかったけど、社会に出てからは、いち早く資格を取り、独立開業した彼。

当時の仲間を振り返ると、人は見かけではわからないものだとつくづく思います。(;^_^A

さて、舞い初めのラストです。

 

6幕目の岩戸開きが終わったところで、花読み

大変不弁舌ではございますが、と云いながら、どこの芸能でも弁舌滑らかな方が口上。

歯も声も顔も性格も悪いと、時々愛妻にいつも云われる私のあこがれ。笑

 

7幕目

 

天女

 

女舞です。遠野では神楽の女性参加率が高いので、男性が舞うのは久しぶりに見ました。

 

昨年、屋根から落ちて足を怪我したと云うことで、この日もMCの方から

笑いの恰好のターゲットにされていましたが、ここで登場です。

 

8幕目の演目は天降り

 

神舞のひとつで、荒々しい演目でもあります。

 

このような演目が入ってこその早池峰神楽と云う気もします。

 

この日は最初からずっとかぶり付きで見ていたので、足踏みの振動が直に伝わってきました。

 

登場人物が揃ったところで、

 

くずし

 

動きで感じる風、息づかい

 

足踏みの振動

 

歌、太鼓、笛、手平鉦

揃った時の何とも云えない一体感が、芸能の良さなんでしょうねえ~!

 

くずしの余韻が残る中、最後です。

 

会長の下舞

 

権現舞です。

 

祈祷して頂くトリは彼女

 

ちょっと無理して行った甲斐がありました!

お陰様で、気持ちもアップしたようです。笑

今度の日曜日は、遠野市神楽共演会、水光園でお会いしましょう~!


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