先週、久しぶりに青笹方面へ出かけたので、荒神様に寄ってみました。
当然、稲刈りは終わっていたのですが、ちょうどいい具合にこんなものが。
もう少し、明るさのバランスを考えれば良かったと思い、
後日行くと、もうありませんでした。タイミングって大事ですね!笑
さて、昨晩は遠野郷八幡宮鳩集殿で「教えて!神楽の人」と云うイベントが。
例により早めに行ったのに、駐車場には車がいっぱい。
そんなに人気のイベントなのかとびっくりしたのですが、
その半分は、紅葉ライトアップの見学でした。笑
開会時間前、ステージに飾られていた写真に目が。
これともう一枚あり、聞くところによると大正7年頃の写真とのこと。
明治34年に宮守の塚沢早池峰神楽さんんから指導を受けて始められた平倉神楽さんです。
このイベントは遠野の郷土芸能をもっと深く知ろうという事で、今回は神楽がテーマ。
平倉神楽さんが講師役となり、様々な質問に答えてくれるということのようでした。
まずは、肝心要の神楽の披露。
八幡宮での開催ということで、八幡舞。
市内で活動中の神楽による八幡舞は、結構観ているつもりですが、
ここ八幡さんを本拠地にしている八幡神楽さんと今回の平倉さんのは、観た記憶なし。
なんか新鮮な気持ちで観ることができました。
続けて、下舞からの権現舞
式舞と祈祷を説明する上では、セットですね!笑
この後の質疑の時に、獅子舞と権現舞に関わることが取り上げられましたが、
獅子舞や太神楽、神楽と云われる芸能をあちらこちらで見始めると、同じような
疑問が生じることは多々あるようです。笑
お客さんも、全く神楽をご存じない人から、神楽関係者まで。
短時間ながら多義にわたる質疑でしたが、大変面白く聞くことが出来ました。
これも、多くの遠野の芸能関係者は、其々の芸能を人前では実像より大きなものとして
話すことを良しとしない気質みたいなところからくるのかもしれません。
また、
気兼ねなく、各芸能団体の練習を見に行ける日があれば、もっと身近に感じられるのかなあ
なんて、自分の都合の良いように感じたところです。笑
リクエストに応え、もう一演目
天女舞
何も持たない舞から、扇子を持ち、それを開き、
重ね、「とりら、とりら」です。
なんか、ラッキーなひと時でした。笑
最後に、
しし踊りに関しては、江刺の太鼓系も遠野の幕系も、其々、解説本があります。
神楽では、北上の大乗神楽、宮古の黒森神楽、大迫の早池峰神楽其々に観賞ガイドが。
遠野の神楽には、それが無いのがちょっと残念です。