こんばんは~
今日は、北六甲の清流を遡り、春の野草を見つけてきました。
ほんの数百メートルの間でも、すこし場所を変えると、植物の分布がガラッと変わったりして。それぞれに居心地よい場所を知ってるのでしょうか?
↑イタドリのエリア
イタドリは、よく川原で見かける野草で、そのまま茎を折ってかじると、中から酸っぱい汁が飛び出して、歩き疲れた体にカツを入れてくれます。スカンポと呼ぶ地域もあるそうです。
さっと茹でて塩漬けにしたり、ゴマ味噌和えにしたり。または、皮をむいてサッと茹でたものをジャムにすると、きれいな緑色の甘酸っぱいジャムができます。ルバーブと同じタデ科の植物だけあって、ジャムにするとよく似た感じがします。
↑水辺には自生のクレソンが群生しています。
日の当たる場所に生えているものは、花が咲いてしまっていて、食感は少しモソモソしています。美味しく頂くには、花が開く前がオススメです。
通常はメインのお料理の付け合せのイメージですが、ペーストにしてポタージュにしたり、意外なところでは、天ぷらにも良く合います。ころもを薄くして、高温でサッと揚げて、薄い塩味で食べてみてくださいね。少しピリッとした辛みがあり、美味しいです。食べすぎ注意です♪
(↑一番しぼり菜種油。独特の香りが、野菜の天ぷらと良く合います。リピーター続出の美味しい油。1260円です。なばな店頭でどうぞ♪)
↑こちらは野生のセリ。水の澄んだところにしか生えないものです。
日に当たったものよりも、草の間に生えているものの方が、やわらかくて美味しいです。
やわらかい部分はサッと茹でておひたしに。香りを楽しんでくださいね。
少し固くなった部分は、キムチにしようと考えています。きっと美味しいに違いありません!
↑コゴミ。草ソテツの新芽です。クセがなく、やわらかくて美味しい野草です。
ソテツの大きな葉っぱをかき分けて見つけます。
天ぷらが一番美味しいと思いますが、薄味の出汁でサッと煮て頂くのも、なかなかの美味しさです。
↑こちらは、ヨモギとスギナ、クズのエリア。
ヨモギ、スギナとも、なばなの薬草茶でおなじみですね。
クズの根は、体を温める貴重な食材です(クズについてのご案内は→コチラ)。クズの葉もお茶として利用できるものです。
これらの野草たちは、まだ少し余分がありますので、ご希望の方はお申し出くださいね。
すぐに無くなりますので、お早目にどうぞ。
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これまで何度も母と訪れた川辺には、もう近づけなくなっていましたが(その時のようすは→コチラ)、自然の力はありがたいもので、上流に遡っていくと、まだまだ豊かな恵みを与えてくださるのでした。
草を辿りながら歩いていると、まったく疲れていない事に気づきます。自然のなかで癒されているからでしょうか?
このような川辺での楽しみを教えてくれた母に、心から感謝します。母の日に。
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