穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

Taiwan Trip(2018.4.18~4.21)day2

2018年04月23日 | ┗日記

今回、初めて訪れた新竹市。
出発前に、某オーガニックカフェの店主のお友だちで、新竹市在住のLingさんを紹介して頂いたのですが、このLingさんがとても親切な方で、現地のこと、たくさん教えてくださいました。

この地で初めての朝ごはんに向かったのは、Lingさんに教えて頂いた「厚食聚落」という複合施設。


開店の10時に入ってみると、涼しそうな木陰のあちこちにかわいいテーブルセットが置かれていて、セルフサービスのお茶も用意されてたのですが、私は「杏仁銀耳露」(40元)というドリンクを買ってみました。

アーモンドと白キクラゲを柔らかく煮てから冷やしたような。。ほのかに甘くて冷たくて美味しいです。
飲み終わったビンを返すと1元が戻ってくるデポジット制でした。


お店には、日本語を話せる若い女性が居て、ご自分で煮たという青梅のシロップ煮など、「食べてみて」とおすそ分けしてくださったり。
醤油の街「西螺」のことを質問してみると、「そこは私の故郷です」と、お醤油のことを色々教えてくれたり。

今は、台湾の醤油も原材料の大豆は輸入品が多いそうです。
この写真、右側の茶豆は台湾産のもの。
私は、この豆で作られた醤油を購入しました。


さらに「味見してみて」と。
温めたお豆腐を盛り付けて、持ってきてくださいました。
楊枝は、まさに木の枝。


ランチタイムが始まるまで、通りの向かい側のホームセンターを覗いてみました。
すると。。旅行前日にbonjor.wifeさんに教えて頂いた「密封棒」など、気になってたものを色々見つけてしまいました。
蒸し饅頭の下に敷く紙や、豆乳を絞る袋など、細々した買い物が楽しいです。


ふたたび「厚食聚落」に戻って、この施設内の、素食(菜食)のお店でランチをお願いしました。


薄味だけど、ナッツを色々に使っていて、味わい深くて美味しいです。
混ぜご飯は、干タケノコ、大根葉、人参、ベジ挽肉、松の実が乗せられていました。
スープは、干しいたけ、ごぼう、カシューナッツ、クコ。
温サラダは、キャベツと人参と生姜。
デザートは、ナツメと蓮の実が入った温かいお汁粉のような。。すりおろした梨のようなとろみがあります。

そして、こちらはクコやナッツ類を混ぜた餅米を、湯葉のようなもので巻いて加熱してるようです。


先ほどの店員さんに質問してみると、生の湯葉だと言って、商品を見せてくれました。

機会があったら、買って試してみたいです。

大満足の美味しいランチを頂いて、ホテルの前からバスで獅頭山へ向かいます。
バスの時刻表は、Lingさんが調べて送ってくださいました。

とってもレトロで、かわいい車内。
運転手さんは、BGMの歌謡ポップスに合わせて、ハンドルをトントン叩いてリズムをとったり、楽しそうです。


Lingさん情報によると、この時期の獅頭山には、油桐花(May snow flower)がたくさん咲いてるのが見えるそうです。
1時間と少し、バスに揺られて、獅頭山に到着しました。

駐車場付近は、家族連れの観光客がのんびり寛いでいますが、油桐花はどこでしょうか。
案内所に行って、たくさんあるのはどこかと質問してみると、山道を登るようにと言われます。
はい、わかりましたと登り始めましたが。。

これ以上、一人で入っていく勇気がありません。。
仕方なく、周辺で目を凝らすと、ちらほらと白い花が見えます。
油桐花。。清楚で美しい、特別な花のようです。


納得して駐車場に戻り、帰りのバスに乗りました。
獅頭山での滞在時間、30分ほど。。
山に入るのは、グループで来たときにしようと思います。

帰り路、北埔という老街で途中下車。
バスを降りたところで、どっちに行こうかとキョロキョロしていると、運転手さんが「あっちへ行け」と指さす方角に向かってみると、そこが街の中心のようでした。

街とは言っても、あまり人も多くなくて、どこかのんびりしています。
幼稚園くらいの子ども達が、お寺の前の広場でダンスをお披露目してたり。


ぽとん、ぽとん。
樟脳油を搾ってるお店があったり。


ひとり歩きの気ままさで、あちこちの路地を歩いてみたり。


しばらく歩きまわっていると、平ざるに葉っぱを広げて干してるの所に出くわしました。
どうもお茶の葉のようです。

近くの椅子に座ってるお爺さんに、身振り手振りで「お茶ですか?」「写真撮っていいですか?」と聞いてみると、身振りで「どうぞどうぞ」と。それから「◎※△Taiwanren?」と聞かれるので、「Ribenren」と答えると、「ああ、日本人ですか」と柔らかく頷かれる。
こんな小さなやり取りで、とても気持ちが和らぎます。
一人で歩くのも、中々いいものですね。

玄関先の植え込みも、南の国らしい鮮やかさ。


屋根に、サボテンを這わせてるお家もありました。
日本でもよく見る品種と思われますが、こんなに大きいのは見たことありません。


今回は一人の時間が多かったせいか、細々したところに目がいきます。
見かける車は日本車がとても多くて、その次がドイツ車だったような。
町の景色に馴染んでるのは、アップルグリーンのマーチでした。


そして、この街にきたら、体験してみたかった「擂茶(レイチャ)」。
旅行の前日に、台湾公認インスタグラマーのbonjour.wifeさんに教えて頂いたのです。
大きなすり鉢で、ごま、ピーナツ、松の実、南瓜の実、その他いろいろを、ひたすらすりこ木で当たります。
全体がねっとりとすり潰されたら、お湯を注いで頂くというもの。
栄養たっぷり!


大きなすり鉢にたっぷりの擂茶を頂いて、お腹いっぱい。
もう何も食べられません。
バス停の前にあった、農産物店で紅藜(アカザ)の乾麺100元を買って、帰りのバスに乗りました。
紅藜(アカザ)って、日本でも野草として見かけますね^^
雑穀のキヌアは、この仲間の種子だとか。。


ホテルに戻ってから夕食までの間、ふたたびスーパーマーケットへ。
気になってたもの、いろいろ。


夕食は、ホテルの近くにあった居酒屋風のお店で、ビールとキャベツ炒めなど。
簡単に済ませました。

To be continued...

Taiwan Trip(2018.4.18~4.21)day1
Taiwan Trip(2018.4.18~4.21)day3&4





【おこづかい帳】
*ホームセンター=360元≒1324円
・密封棒・・・55元×3=165元
・蒸し紙・・・20元
・煮出し袋・・20元
・豆乳袋・・・65元
・蒸し布・・・90元

*スーパーマーケット=882元≒3244円
18-8のステンレス両手鍋・・・169元
・18-8のステンレススプーン・・149元
・耐熱袋・・・・・・・・・・・・45元
・有機緑豆 (380g)・・・・・・132元
・馬玉山(山薬黒芝麻糊)・・・・109元
・吸水するタイル139元×2・・・・278元





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