穀菜食堂なばな

オーガニックを日常に
昭和の香り漂う路地の奥、尼崎の和風ヴィーガン食堂。

政治カフェ 「お米のおはなし」 vol.2

2019年09月27日 | せいじカフェ

前回の8/30に続き、二回目の政治カフェ。

尼崎市の土地の2%が農地として活用されているとは、けっこう驚き(こんな都市部なのに)。
今日は、実際に生産緑地として登録されてる土地の分布図を見せてもらったけど、小さい緑が飛び飛びの感じ。

そして、その緑の土地を残してほしいというのは、今日の参加者さん共通の思い。その残した先の活用については、様々なアイデアがありました。

たとえば、市内のご高齢の方に手伝って頂いて、作った農産物を販売する。子ども食堂で使ってもらう。学校給食に取り入れてもらう。などなど。

でも、どうやって?
そもそも、農家さんはどう思ってる?

尼崎のポータルサイトに「尼ノ國」2018年10月31日号で紹介されている農家さんたちは、とても意欲的な様子。
https://www.amanokuni.jp/landscape/oneday/entry-348.html

だけど市内には、297世帯の農家さんがいらっしゃるそうで、市内の農地についての考え方もいろいろありそう。

同じ尼崎なのに、接点がほとんど無い、農家さんという存在。
次回は、実際に営農されている方のお話を伺えたらいいなあ(願望)

市内の直売所情報もあったので、見に行ってみたいと思います。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/746/tyokubaizyo.pdf

ほかにも、豊中市の社協さんの取り組みや、シェア畑についても教えて頂きました。
都市農業にも、いろんな考え方や、取り組み、楽しさがありますね。
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写真は、幻のお米「旭」で握ったおにぎり。
三田市の農家ramoさんが、自然栽培で育ててくださったもの。今日のお話会でお出ししました。
近年の、甘くてもっちりした味わいとはまったく違う、食味に感動!


(左が、大粒といわれている「旭」、右がよく出回っているミルキークイーン)

しっかりとした大粒で、あっさりとした食感、香りと甘さを兼ね備えた上品な味
うるち米らしく、低アレルギー。

戦前は西日本各地で広く栽培されていたそうですが、戦後からの多肥増収の流れから、肥料をやれば倒伏しやすい旭は栽培されにくくなったそうです。
また、穂についた籾がこぼれやすくて機械での刈取りには向かないこととか、新米がもてはやされることから早生品種が増えたことなどが原因で、いまではあまり栽培されていないそうです。

流通の都合だけを優先するのではなく、肥料を使わない自然栽培で、丁寧に育てられる農家さんのお仕事は、もっと評価されても良い気がします。


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