[2021年6月26日 更新]
進学指導重点校の欠席率と実倍率の推移を、改めて整理してみる。
2016年度から今春2021年度までの6年間。昨日に続き今日は女子。
<過去記事:進学指導重点校の欠席率推移<男子>>
◆男子より欠席率は低い

他の都立高校と同様、進学指導重点校でも女子の欠席率は低い。
男子なら欠席率10%を下回ることはまずないが、女子は10%を超える方が日比谷以外は
珍しい。
私立高校の選択肢が男子に比べ少ないからだ。
豊島岡女子も高校募集を停止してしまったので、都内には最上位の女子には私立の選択肢が慶應女子しかない。
あとは筑附やお茶の水女子大附属などの国立(こくりつ)のみ。
倍率が低めなのは西高校。
西の数学入試問題はクセがあり難しい。
これが女子受験生を遠ざけていると私は考えている。それが狙いだとしたらそれはそれで驚く。
◆2022年度は
戸山、青山は過去の実績から募集人員を増やす可能性がある。
来年度は今春より中3受験生の数が増えるから。
そうなれば、いくぶんかは倍率も下がるだろう。たいして差はないと思うがね。
男女とも、じわじわ日比谷の実倍率が下がっているのが気になっている。
都立人気の下降は最上位校でも見られる。
その原因の最たるものは「調査書点(内申点)の、実技教科2倍」だと思っている。クソ制度と言ってもいい。
生徒を集めたい私立高校にとってはありがたい制度ともいえる。
<過去記事:実技4教科の評定を2倍にするのはなぜか>
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