[2020年11月16日 更新]
11月もすでに半分が過ぎた。
中学3年生は期末テスト勉強真っ只中だろう。
今のうちに、都立高校受験生がやるべきことを整理しておこう。
もうスケジュールは決まっている。あとはそれを受け止めて着実にこなすだけだ。面倒だからと言って目を背けてはならない。
◆仮の内申点が出たらやること3つ
期末テストが終わってしばらくしたら、中学校で三者面談があるだろう。
その際に「仮の内申点」を教えてもらえる。
各教科の具体的な数字でなく、「5教科〇点」「9教科△点」といった数字で教えてもらうことが多い。
これを教えてもらったら、まずやるべきことは「併願優遇で受ける私立高校の決定」だ。
おそらく今月までにいくつかの私立校を検討した結果、私立高校の個別面談で「2学期通知表が〇点なら併願優遇で受験できますよ」みたいな提案をもらっているはず。それが確定する。
通知表が上がった場合、一つ上のコースにできるケースもある。仮の内申点が分かった時点で、私立高校にもう一度確認するといい。
問題なければ中学校の三者面談で「△△高校〇〇コースを併願優遇で受けます」と伝えよう。
次いでやることは「私立高校の受験スケジュールの決定」
都立が本命で、私立は併願優遇1校しか受けないのならこの項目は不要だ。
私立高校を複数受ける場合のみ、どういう順で受けるか。併願優遇は何日目に受けるかなどを決める。
可能なら2/10~12と、3日連続での私立受験は避けた方がいい。受験当日は思っている以上に疲れるもんだ。本命が2/21の都立一般入試なら、少しでも体調を崩すようなことは避けたい。
最後が「都立一般入試の調査書点を出しておくこと」
一般入試の1000点満点のうち300点満点分は確定したわけだ。ならばその”持ち点”を計算しておく。
その上で志望校に受かるために必要な点数を計算するのだ。
持ち点の計算方法は面倒なので、この記事の表を見るといい。
<過去記事:2021最新版 都立高校入試 換算内申の出し方>
その高校に受かるための基準点はVもぎ等で確認できる。
基準点はあくまで目安だが、ここから調査書点を引けば入試当日に何点取ればいいかが予想できる。80点取るためと65点取るためでは試験の受け方が異なる。その作戦を立てるために取るべき点数を計算しておくのだ。
勝つための準備方法はある。
あとはそれをやるかやらないか。
迷うようなことはなにもないと、私は思うのだがね。
ノーリスク、ハイリターンだもの。
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