[2023年10月13日 更新]
「過去問題は何年分やったらいいですか」
こんな質問があったのでお答えする。
まず結論。可能なら10年分と私は考える。
過去問をやる最大のメリットは、出題傾向と問題レベルが分かることだ。
都立高校入試問題、VもぎやWもぎとは問題の質が全然違う。
難度も違う。模試より都立入試はずっと易しい。
問題量も分かる。あらかじめ時間配分を考えて臨める。
特に国語、数学、英語は試験時間が足りなくなるということにならぬよう、作戦を立てて入試に臨まねばならない。
例えば都立入試の共通問題数学で70点を狙うなら
大問1 15分
大問2 5分
大問3 10分
大問4 13分
大問5 5分
このくらいだろう。
大問3~5の各最終問題は捨てる。その分の時間で大問1を確実に取る作戦。
<過去記事:都立高校一般入試の時間配分>
10年分やることで時間配分を身に染みこませる。
◆2011年度以前はやらなくてもいい
2012年度に中学校の教科書改訂があった。
2012年度入試以前だと数学:2次方程式の解の公式 や 理科:イオン などが出ていない。
出題傾向も違うので、2011年度入試以前はやりたい人はやればいい。
国語は記述問題があり、今とは出題傾向は違うが問題レベルはそう変わらない。
余裕があるなら、国語の古い問題をやるのはアリだ。
本屋で買える声の教育社の過去問は7年分なのでもう1冊、古いものを購入するといい。「2021年度用」以前なら合わせて10年分以上を網羅できる。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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