[2022年10月28日 更新]
今回、2022年度2学期の都立高校転学・編入学の結果をお伝えする。
1年生の区分2のみを取り上げる。
(区分1は転居による転学・編入学。1名が受験し、1名合格している)
データは都教育委員会のサイトから。
参照:都教育委員会HP
1年前のblog記事も貼っておく。
<過去記事:2学期の都立高校 転入に成功する方法>
◆受かるのは半数
募集数 | 受験数 | 合格数 | |
普通科 | 921 | 127 | 62 |
商業科 | 105 | 2 | 1 |
工業科 | 423 | 3 | 2 |
農業科 | 29 | 0 | 0 |
総合学科 | 37 | 10 | 5 |
人数の多い5科に注目する。
募集人員は、普通科と工業科と農業科は昨年度より増加。
受験者数は昨年度から139→142と微増した。
合格者は66→70なので合格率はほぼ同じ。50%未満である。
◆3名以上の受験があったのは9校
受験者の多かった学校は
<5名>
鷺宮 5名受験→0名合格
<4名>
桜町 4名受験→1名合格
小平西 4名受験→2名合格
<3名>
八潮 3名受験→2名合格
松原 3名受験→2名合格
板橋 3名受験→1名合格
小岩 3名受験→1名合格
小川 3名受験→1名合格
秋留台 3名受験→3名合格
普通科以外では、3名以上の受験者のいる高校はなかった。
受験者全員が合格したのは秋留台のみ。
秋留台は2021年度2学期も、2名受験→2名合格と全員合格している。
なお秋留台は分割後期募集をしているが、2021,2022年度と連続で定員割れとなっている。
八潮も分割後期募集で定員割れが続いているが、転学試験では不合格を出している。
よほど受け入れたくない受験生だったのだろうか。
一方で、一般入試人気の上がっている鷺宮は5名全員を不合格とした。
都立高校は転学者を無理に受け入れる必要はない。高校側としては学年途中での転校生は余計な手間がかかる。手間をかけてでも「ウチの高校に入れたい」と思われなければ合格は難しい。
一般入試とは全くの別世界である。
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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