[2020年8月17日 更新]
挑発的なタイトルで申し訳ないが、これが塾講師である私の意見である。
むろん全教師がそうとは思わないが、大部分は適切な進路指導はできないと思っている。
その理由は以下の2つだ。
◆偏差値の推移を知らない
第一の理由はこれ。
今は中学校では、偏差値が出る模試は実施しない(進学研究会の模試っぽいテストは実施する)
教師は受験生の学力の推移を知る方法が、中学校の定期テストと通知表しかない。これでは都立入試でどのくらいの点数が取れるかを予想することはまずできない。
Vもぎなどの会場模試を持参して三者面談を行うこともあるようだが、そこの生徒の学力向上の様子が数字でしかわからないからね。
通知表の点数だけで志望校の相談は私にはできない。
◆過去問でどの位の点が取れるかを知らない
過去問で何点くらい取れているかは、模試結果と同じく、都立入試での学力検査点がどのくらいになるかの目安となる。
都立そっくり模試なら「実際の入試での得点目安」も分かる。
これらの点数から「平均」と「最低でもこのくらい取れる」点の目安を知っておくことができる。
◆塾は受験のプロフェッショナル
塾の役割は授業で成績を上げることだけではない。
キミに適切な受験プランを考えてくれるところでもある。
ただし「キミが進路で悩んでいるかどうか」までを察知してくれるかどうかは分からない。
自分で考えても答えが出ないのなら、塾の先生に相談すること。
きっといいヒントがあるだろう。待っていてはダメだ。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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