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都立入試 同じ漢字はどのくらいの周期で出るか

[2021年6月3日 更新]
都立入試対策用の漢字テキストを、塾生向けに作成している。

都立入試の漢字においては、何べんも同じ問題が出されている。
過去問題は絶対にやっておくべきだ。

過去30余年、漢字の問題だけは傾向がほとんど変わっていない。
唯一変わったとしたら、自校作成問題が始まってから難度がやや下がったということだろうかね。

もっともこのテキストは過去問を集めたものではなく、「過去問を使った漢字テキスト」である。
生徒諸君、楽しみに待っていたまえ。


◆最短だと6年前
では、同じ問題がどのくらいの周期で出るのか。
今回は「読み」問題を過去32年分、集計してみた。

もっとも短い間隔だったのは「1990年度→1996年度」の6年。「潤す」の読みだ。
これは3度も出ている。

2011年度 久しぶりの雨が、乾いた畑を潤す。
1996年度 冷たいわき水でのどを潤す。
1990年度 木々の緑が心に潤いを与えてくれる。

文章は違うが頻出である。前に出たのが9年前だから2021年度に出てもおかしくはない。

次いで「2009年度→2016年度」の7年間隔。「華麗」の読み。
2016年度 氷上の華麗な舞に拍手が沸き起こる。
2009年度 氷上の華麗な舞いに、観客の拍手が起こる。

ほぼ同じ文である。”舞”と”舞い”の違いがあるのがご愛嬌。

8年間隔は3問あり、「1997年度→2005年度」と「2001年度→2009年度」と「2008年度→2016年度」


◆漢字テキストほしい?
この漢字テキストはココナラで部数限定で販売する。
月ごと販売部数を決めているので、定員に達したら受付停止するのはご理解いただきたい。


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