都立に入る!

駅から遠い都立高校

[2023年8月14日 更新]
通いやすさは高校選びの重要な要素。駅から近いというのは通う側にとっては大きな利点だ。
自転車通学であったとしても、大雨や雪の日には電車通学することになろう。電車で通うことも想定して学校を選んでもらいたい。

今回は23区内の都立高校に絞り、最寄駅から徒歩12分以上かかるところを集めた。
最寄駅からバスを使うことを推奨しているケースもある。


◆普通科で25分かかる高校も 

江戸川区
小松川高校 総武線 平井 12分
江戸川高校 総武線 新小岩 15分
小岩 総武線 新小岩 18分
葛西南 東西線 葛西 19分
紅葉川高校 東西線 西葛西 19分
篠崎高校 都営新宿線 篠崎 20分


練馬区
練馬高校 都営大江戸線 練馬春日町 12分
光丘高校 都営大江戸線 光が丘 12分
田柄高校 都営大江戸線 光が丘 13分
大泉桜高校 西武池袋線 大泉学園 25分


足立区
青井高校 東武スカイツリーライン 12分
足立新田高校 南北線 王子神谷 12分
淵江高校 19分
足立東高校 常磐線 亀有駅 25分

世田谷区
芦花高校 京王線 千歳烏山 13分
深沢高校 東急田園都市線 新桜町 15分


葛飾区
葛飾野高校 京成本線 お花茶屋 12分


板橋区
大山高校 東武東上線 上板橋 15分


江戸川区が6校、練馬区と足立区が4校と多い。
江戸川区は南北を結ぶ鉄道がなく、駅から遠い地帯がどうしても多い。
足立区は逆に東西を結ぶ鉄道がない。
練馬区は西武池袋線の北側がぽっかり空いている。大泉桜はまさに陸の孤島。大江戸線の沿線が成れば、人気が出るかもしれない。

江戸川区を除けば、駅から遠い高校は学力レベルの低いところばかり。
不人気校も多い。
田柄、光丘、大山、青井、深沢、大泉桜は2023年度一般入試で定員割れだった。

通いづらい都立高校は、受験生が集まらない→生徒レベルが下がる→評判がよくならない
の悪いスパイラルにはいってはいないだろうか。

◆工科高校 遠い2校は敬遠された
工科高校で、最寄駅から10分超えは2校。

杉並工科高校 西武新宿線 上井草 12分
総合工科高校 小田急線 成城学園前 15分

工業科で一般入試受験倍率が低い、ワースト2校が杉並工科と総合工科。
杉並工業は5年連続で、工業科の一般入試受験倍率ワースト。
6年前は総合工科がワースト。

やはり駅から遠い高校は敬遠されるのだろう。


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