[2023年8月9日 更新]
都立高校のうち、数学の自校作成問題を採用しているのは10校。
当然、共通問題よりも難しい。
◆関数問題は
y=ax² のようにaが変数になっている問題がよく出る。
共通問題では絶対にaは1/2か1/4だ。
<過去記事:都立高校入試数学の法則<12> 比例定数は2種類のみ>
では自校作成校はどうなのか。
過去3年分の問題を、各校のWebサイトを見てまとめた。
2021 | 2022 | 2023 | |
日比谷 | 1 | a | 1 , 1/4 |
西 | 1/2 | 1 | 2 |
国立 | a | a , p | b |
戸山 | 1/2 | b | a |
立川 | a | a | b |
青山 | 1 , 1/2 | 1/2 | 未掲載 |
八王子東 | a | a | a |
新宿 | 1/4 | -1/9 , 1/2 | 2 , 1/2 |
国分寺 | 1/2 | 1/4 | 1/2 |
墨田川 | a | a | 1 |
国立(くにたち)はy=ax² で問われる。もちろん難しい。
戸山の2022年度入試は2次関数と反比例のグラフ問題。
反比例の式の比例定数がbで表されている。
立川高校の2023年度は2つの2次関数が出てくる。
y=ax² y=bx² だが、aの値は全問で指定されている。
国分寺は2020年度まではy=ax² を使っていた。2021年度以降は使っていない。
墨田川の2021年度は反比例のグラフが出てくる。
参照:墨田川高校HP
◆傾向を知るには、過去問を見よ
受験生は当然、過去問題を購入しているだろう。
共通問題であっても同じ。必ず買って見ること。
傾向を知らずに受験勉強をするのは効率が良くない。
<過去記事:2023年入試 都立高校 過去問題集 これを買おう>
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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