[2023年6月10日 更新]
中学3年生で塾に行っていない。
でも夏期講習はやらなきゃなあと思っている保護者、生徒も多いでしょう。
すると
・この夏から塾に入ろうと思っている
・夏休みだけ講習を受け、2学期は塾に行かない
・夏休みだけ講習を受け、2学期は塾に行かない
のどちらか。
今回はそれぞれについて説明する。
◆夏から講習に入るならいつから?
結論を言うと、塾に入るなら1日でも早いほうがいい。
普通の進学塾なら、中学校の授業よりも先に進んでいる。
塾に入るタイミングが遅くなるほど、学校の授業との差が広がってしまう。入る塾を決めているのなら6月から始めるべきだ。
入ってみて「何か違う」と感じたら塾を変えることもできなくはない(入る前に気づいて欲しいが)
塾探しが遅れると「まぁココでいいか。時間もないし」と妥協して決めることになる。
塾選びはとにかく先生で決まる。
特に個別指導は「体験授業ではいい先生が受け持ってくれたが、実際に入会するとその先生は授業を担当してくれない」というケースもある。
入る前に「その先生に担当してもらえるか」を確認しよう。
夏期講習から入れば特典が付くこともある(入会金ゼロ など)
が、そのために入会する時期を遅くするのは薦めない。その数週間をムダにするほうが惜しい。
時間の方が貴重だ。
◆Vもぎの夏期講習会の評判は
Vもぎの進学研究会は夏期講習会や冬期講習会を毎年開催している。
模試会社が運営している講習会なので、いい講習・いい授業をイメージするかもしれない。
結論を先に言うと「止めた方がいい」だ。
以下は、実際に中学3年の時、Vもぎ夏期講習会を受講した者の経験談である。
少し古い情報ではあるが、その内容をお話ししよう。
・授業は「問題を解く」→「解説」
1クラス20名くらい。会場は池袋東口の専門学校。
Vもぎと同様、会場は借りているのだろう。
授業内容を端的に言えば「講習会に行って問題を解いて、カンタンな説明を受けるだけ」だった。
学力別にクラスわけされたわけでもない。最初の学力テストもなく講習会は始まった。
当然講師は生徒それぞれの学力レベルも知らない。
生徒自身も自分の偏差値を知らないのだから。
こんなので最適な学習指導をできるのか。
中学生ながら、そう疑問に感じていた。
授業が始まると生徒は黙々と問題を解く。ある程度時間が経つと講師が声を上げ、答え合わせが始まる。
それは、解答例を淡々と説明していくだけの時間。
1時限が終わると講師は教室を出ていく。
質問に答えてくれる時間はない。
国数英の授業が終わると、その日の講習は終わる。
他の中3の子らと共に建物を出ると、先ほど授業を終えた担当講師は私を抜き去り、走って池袋駅の方角に向かっていった。
その走る姿を見て、私はなぜだか悲しかったのを覚えている。
そう。
この講習会を受けた子というのは私である。
私の中学3年生の時の忘れられない思い出だ。
安くないお金を出してくれた母親には、本当に申し訳ない気持ちになった。
もちろん冬期講習会には行っていない。地元の塾に行った。
その後の会場模試もすべてWもぎを受けた。
あの講習会を催した進学研究会、Vもぎにもう関わりたくなかった。
考えてみれば進学研究会は普段、塾を運営してない。だから講師は”その時だけ”の人なのだろう。他の塾だって夏期講習があるから、そこから引っ張ってくるわけにもいくまい。
授業が始まると生徒は黙々と問題を解く。ある程度時間が経つと講師が声を上げ、答え合わせが始まる。
それは、解答例を淡々と説明していくだけの時間。
1時限が終わると講師は教室を出ていく。
質問に答えてくれる時間はない。
国数英の授業が終わると、その日の講習は終わる。
他の中3の子らと共に建物を出ると、先ほど授業を終えた担当講師は私を抜き去り、走って池袋駅の方角に向かっていった。
その走る姿を見て、私はなぜだか悲しかったのを覚えている。
そう。
この講習会を受けた子というのは私である。
私の中学3年生の時の忘れられない思い出だ。
安くないお金を出してくれた母親には、本当に申し訳ない気持ちになった。
「講習どうだった?」と母親に聞かれ、「あれなら家で自分でやってたほうが、移動時間の分だけマシ」などとは反抗期の私でも言えなかった。
もちろん冬期講習会には行っていない。地元の塾に行った。
その後の会場模試もすべてWもぎを受けた。
あの講習会を催した進学研究会、Vもぎにもう関わりたくなかった。
考えてみれば進学研究会は普段、塾を運営してない。だから講師は”その時だけ”の人なのだろう。他の塾だって夏期講習があるから、そこから引っ張ってくるわけにもいくまい。
受講者からしたら、普段の指導の仕方も分からない。評判も分からない。
そんな講師が授業をする。
仮に、普段は経理の仕事をしている者が講習会だけネクタイしめて「講師です」って顔をしていれば、中学生にはプロかどうかなど分からないだろう。
保護者は直接授業や講師を一度も見ることなく、十万円前後を払うことになる。
「Vもぎ」という看板を過大評価し過ぎてはいけない。まぁこれはWもぎも同様。
ちょっと考えれば、模試会社の講習会が良いはずがないと気付けるだろう。
自身の経験から、中学生とその保護者に伝えたい。
絶対に行くな。
◆よく考え、地元のいい塾に通って欲しい
たまたま、私のVもぎ夏期講習会の担当講師だけ、授業内容がアレだっただけかもしれない。
「Vもぎの講習会サイコー!」と思う人も、もしかしたらいるのかもしれない。
でも、私と同じ思いをする人はひとりでも減らしたい。
そう思ってこの記事を書いた。
みなさんは、長年やっている地元の人気塾に行って欲しい。
もっとも、地元のいい塾はすでに定員に達していて入れなかったり、夏からの受講では受け付けていないというケースもある。
お客さんを選べる立場だからだ。
どんなに遅くとも、塾に行きたいのなら6月中に動かなければダメだよ。
今年もVもぎの講習会、実施するようです。
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