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都立高校入試英語の法則<6> 大問1の選択肢の傾向

[2021年9月6日 更新]
最近の都立入試英語の大問1では、5問中4問が四択問題で出る。
この四択に傾向はないかを調べてみた。
なお都立英語の大問1はリスニング問題である。自校作成校であっても同じ問題を利用する。

◆やはり「ア」が少ない
他の教科でもやってきたが、過去17年間の傾向がこちら。


2016年度までは四択問題が3つだったが、2017年度から4つになっている。
なお都立入試でマークシートが導入されたのが2016年度から。

それぞれの選択肢が正解だった回数は
 ア・・・10回
 イ・・・16回
 ウ・・・16回
 エ・・・14回
やはり「ア」は少なく、「イ」と「ウ」が多い。
国語と違い、「ア~エを1回ずつは使う」という規則は見えない。

1問目だけ見ると
 ア・・・2回
 イ・・・7回
 ウ・・・3回
 エ・・・5回
これまた「ア」が少ない。
2021年度は1問目が「ア」だったので、2022年度は「ア」以外と踏んでいる。
さてさてどう出るか。

なお1問目の正答率は
2021年度 68.3%
2020年度 92.6%
2019年度 50.3%
2018年度 85.8%
2017年度 72.3%
2016年度 81.1%
2015年度 97.5%
2014年度 19.3%
結構バラつきがあるね。
正答率の低かった翌年は、正答率90%超になっている(2014→2015年度と2019→2020年度)
2022年度の1問目は易しい、と私は見ている。
根拠はない。カンである。


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