柿

今年も柿の季節が始まりました。

お客さまが柿を買いに来ます。

電話注文も来ます。

家族の皆んなが手伝いに来て、スズも作業ガレージで遊んでる。

電話しているスエさんに突っ込んでくスズ。

スズごきげん。

騒々しく活気のある季節です。

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母と嫁と

姪家族が引っ越し、現在、実家には母と姉の2人暮らし。

その姉が友人と恒例の秋登山へ出掛けます。姉が外泊すると家には母は1人。

母が1人で夜を過ごす事は生まれてこのかた85年間1度もありませんでした。

家族、父、子供、孫。常に誰かしら家に居ました。

今回初めて1人お留守番に、姉がとても心配し「お母さんの事お願いね。できれば泊まって欲しい」と連絡がありました。

母の心配と、姉と私が安心するならばと、今回私の妻が実家へ泊まりに行ってくれました。

母と嫁は深夜1時過ぎまで色々話をしたようです。

翌朝はスズが来ました。

妻とバトンタッチ。

母はピース。スズのピースは指3本。

夕方は私が母の所へ。

夕飯を2人で食べました。

「私は大丈夫だから気ｨ遣わなくていい」と言ってた母でしたが、母のほうが私達に気を遣った2日間だったかも。

姉は深夜に帰宅。

姉も含め皆んなお疲れ様でした。

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スエ 腕パンパン

スエさん、左腕が腫れて病院通い。

本人「蟻に刺された」と言っているが、近くの医院では「偽通風ですよ」の診断。　

4〜5日後、腫れはどんどんひどくなり、全身関節痛と39度の発熱でグッタリ。

日曜を挟んだ翌々日に大きな病院で抗生物質の点滴を受けることになりました。

 

担当医から、入院して点滴受けるか、毎日通院しながら受けるか聞かれ、毎日のほうを選択。

診察待ち。ほら両腕比べてみ、と写真撮ってみます。

明らかに太さ違います。

この日から1週間程、姉.姪の送り迎えで病院通いでした。

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1ヶ月後。

左腕の腫れは引いたのだが、肘下の肌がカチコチに堅くなってました。

そしてナントそこから太い毛が生えてる！

スエさんの肘に増毛化が起きるとは！

でも良かった、腫れが引いてて。

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以下、増毛化について一考察。

部活などで怪我した部位（特に背中.腰）や、ショルダーバック掛けてた側だけの肩の毛が濃くなる事はよくあります。（ベッカー母斑と言ってアザから毛が生える人も居ます）

若い男性に比較的多く、特に背部に起こります。

「顔剃りすると毛が太くなる」という迷信がありますが、理美容業界では「太くなりません。断面が太く見えるからです。」と説明しています。しかし実はまんざら迷信でも無く、毛というのは適度な刺激で太くなります。顔剃りで太くなる人も少数ながら居ます。顔の全体ではなく一部の箇所が太くなります。

他にも背中.腰.ワキ腹.太もも裏.肘下.首回り、たまに乳毛が太くなります。四つん這いの哺乳類の硬い毛の箇所は人間でも太くなる可能性があります。

増毛化硬毛化は男性ホルモンの影響も大きいので妊婦にも起こりますし通常の女性でも脱毛した場合に起こります。

母に至ってみても更年期障害以降、女性ホルモンが減り男性ホルモンが相対的に上がっているので増毛化してもなんら不思議はないのです。

「ほら肘のココに毛が生えてる！」と母。

ちょっとびっくり、笑ってしまいました(^^)

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引越したスズがこの日はウチに来てました。姪達は残った荷物を時々来ては運んでるようです。

私とスエさんが病院に行こうとすると、スズが、当然私も行く、とばかりに車に乗り込んできます。家の近所を一周し、ちょっと納得すると降りてくれました。そして私とスエさんだけ病院へ向かいます。

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トシオ初盆 夜

夜はたくさんの人が線香上げに来てくれました。

スズが母のそばに寄ります

私の所にも来てくれます。

↑手前はユイト。

従兄弟が集まって楽しいんでしょう。子供は皆はしゃいでます。

↓来訪者が途切れた合間にテーブル下に潜って遊ぶ子供達。

↓ひ孫に囲まれたスエ。

ひ孫達はそれぞれ自宅帰って行くのですが、必ず「おばぁちゃん帰るね、おやすみなさい」と声を掛けてから帰路に着きます。

いい孫.ひ孫に囲まれ、ありがたいねぇスエさん

全員で。

ありがたいねぇ

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トシオ初盆（恒次郎の遺留品）

昼下がり。

夜の来訪者応対までの、のんびりした合間にトシオの実父 恒治郎の遺品を開いてみました。

数日前、姉が偶然仏壇の奥で発見。

そのような物があるとは誰一人知りませんでした。

ここで一旦、系図を整理。

恒治郎からみると、（父）松太郎→恒治郎 →（息子）トシオ→（孫）俺。

↓戦死の報告は上官から父(松太郎) 宛で届いたようです。

↓本人が書いた遺書も、父上(松太郎）宛て。

心残りは妻や子供(トシオ)だろうに。

 

「拝啓　寒さ厳しい折...#&$zz」

冒頭は読めますが、後は難しい！ 読めません。

この便箋、「わかもと」のネーム入り

戦死が5月なので、常に死を覚悟し遺書を書き残し、それを持って転戦していた事が分かります。

↑戦地 爆撃跡の写真も同封されてたようです

↑この人が恒治郎さん？　だろうね。

「戦争へ行く前日、一緒に風呂入った覚えがある」とトシオさんが生前言ってた。

トシオ3歳の記憶。

家を建て替え、仏壇を新たにしても、この手紙と写真だけはず〜っと持っていたんだなぁ。顔さえ覚えてない亡き父のこの手紙を。80年ずっと。

シれ〜っとした父でしたが、父にも悲しみ寂しさの歴史があったんだ。

盆飾りの前でポツンと母スエ。

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