〈老父母〉トシオ と スエ

老父母の画像〈家族の記録〉

トシオ3回忌

2022-08-21 23:50:00 | 日記
父トシオが亡くなってもう2年。はや2年。
この日は3回忌法要で家族親戚が集まりました。

↓本堂で


菩提寺で和尚さんがお経を上げてくれます。
「良ければ皆さんも共にお経をあげましょう」と、般若心経を書いた紙が全員に配られました。

 和尚さんの「♪般若波羅蜜多〜 」の声に続いて小声で唱える人ちらほら。
殆どの人は目経。私も目で追っている程度。
後方に座る甥のジュン。 ちょっとだけお調子者です。
ジュンも始めは小声で唱えていました。しかし途中から段々と声が大きくなってきます。
ん? なんだジュン、エ? 声、大きくなってきてないか? 
オイオイ!和尚さんよりデカくないか⁈

たまに法要で上手にお経唱える年配の人を見掛けます。
でもジュンはまだ若い。
最初は真面目に唱えていたようですが、なんだろう、途中からノって来ちゃったって感じ。

最前列で座る私は笑けて仕方がない。
ニヤつく口元を手で抑えながら、そのうちお経は終わっていきました。

↓墓で焼香

(お墓をパシャパシャ撮るのは無作法だったかな..)

今回も和尚さんの法話がありました。

昔々、隠元和尚が居まして、そのかたが(夏の果物)メロンや、インゲン豆、木魚を持ち込んだそうです。

木魚は、"目は閉じてるけど起きてる"という事で魚をモチーフにしたのだそうです。お経の時に寝ないように、だそうです。

(私はジュンのおかげで楽しくお経を聞けました。その日の午後、ジュンは実家畑の草刈りを1人黙々とやってから帰宅していったそうです。感心。)

明朝体ってフォントも隠元様が持ってきたそうです。
隠元和尚が居なかったら、今も明朝体の字は無かったでしょう、と和尚さんは言ってました。


姉.兄.私で、和尚さんにご挨拶↓


その後、実家へ戻り、皆さんで会食。
(私はその時点で仕事に戻りました)

姉、姪やその家族の男性陣が頑張ってくれたようで、今回も無事トシオの法要を済ませる事が出来ました。

死んでも尚、幸せもんだトシオは。










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