コロナの影響で病室は入るのは1人限定なのだが、父の髪を切る許可を得て、母と2人、父に会う。
寝たきりだから半分切って、看護士さんに体入れ替えて貰って、半分切る。毛の飛び散りに苦労する。
看護士さんが体入れ替えた時に、父の片目が開いた。しっかり開いた。瞬きを一度して再び目を閉じる。
相変わらず母は毎回声を掛けながら体をさすります。
「お父さん、今日はどうですかぁ?」
返事は絶対無い筈。
「まだ口から食事出来ませんかぁ?」
「今日は髪の毛切ってくれるよぉ」
寝たきりだから半分切って、看護士さんに体入れ替えて貰って、半分切る。毛の飛び散りに苦労する。
看護士さんが体入れ替えた時に、父の片目が開いた。しっかり開いた。瞬きを一度して再び目を閉じる。
視線は合ってない。
反射なのだろう。
父が最初の心筋梗塞で倒れたのは十数年前。それ以来、父の髪を切っていると毎回思っていた。
「もしかして今日が最後のカットかも」と。
でも今回これで最後だという感じはせず、再び髪を切りに来る気がする。
「また来るからさ、お父さん」
キッチリ掃除して帰ってきたけど、看護士さんすみませんでした。
(寝たきりの散髪。実はちょっと面倒なんだけどねぇ )
......
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