岩手に釜石といふところあり。
鉄鉱石の産地にて、近代製鉄の祖となりけむ。
今回はそんな釜石の魅力をご紹介しましょう。
もともと釜石は先ほども言ったように近代製鉄発祥の地。日本では珍しく鉄鉱石が取れる地ということで、大島高任という人物が西洋で学んだ製鉄技術を具現化すべく製鉄所を作ったことが「鉄の町」釜石の始まり。戦中はその軍事的な要地でもあることから、幾度か艦砲射撃をうけたことも…戦後は「新日鉄釜石」が巨大な工場を構え、この地は大いに発展した。しかし、近年、新日鉄は釜石から撤退。9万人いた人口も半分になってしまう。
「地方の斜陽」を具現化したような沿岸の町、釜石だが、それでもGW中は人がいっぱい来ていた。
釜石の魅力は何といっても「三陸沿岸の海産物」
「釜石駅」から徒歩0分にある「サンフッシュ釜石」絶対誰も迷うことはない。
一階はさながら魚市場。
新鮮な海のものが並ぶ。どれもおいしそうだが…
やっぱりうには食べたくなる。
もちろん食堂もある。新鮮な海のものを食べられるとあって、どこも並ばなきゃいけないが、特に一番人気はここ「まんぷく食堂」
全国系テレビでも紹介される店だ。
この海鮮丼セットは1500円。値段の割に付け合わせが多く、リーズナブルだ。
腹を満たした後に乗りたいのは、「はまゆり号」。市の所有する遊覧船で、三陸海岸のクルーズが楽しめる。1500円のコースと2000円のコースがある。(運航距離が違う。2000円の方が遠くまで行く。)
詳細は→→→http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/8,353,46,245,html
この船だ。結構スピードは速い。でも揺れは少ないので快適な船旅が楽しめる。(船旅といってもせいぜい30分ほどだが)
町が遠ざかる。海風と塩辛い水しぶきが心地よい。
船上からの眺めは気持ちが良い。
海上の小島には信仰が。
これが三陸のリアス式海岸。
三陸の岩は美しいと思う。
天気が良ければ、クルーズは気分最高!
船は快適に進む。唸り声をあげながら。
それにしてもさっきから、やたらカモメ(ウミネコ?)が多い。
トンビやカラスもいないこともないが、カモメが圧倒的に多い。
カモメは船客から、かっぱえびせんをもらう。
観客はみな手を伸ばす。飛びながらえびせんを持ち去るカモメは実に運動能力が高い。(事実、カラスでこういう真似が出来るのは一羽もいなかった。)
あれに見えるは釜石観音。
戦時中や、戦後の大津波による被害の冥福を祈る意味で建てられた。今では重要な釜石の観光スポットだ。
よくよく見ると、観音様の胸のあたりに鉄柵が…
これはもしや…
そう!展望台になっている!!(だから入場料500円とられる)
狭い階段を上がっていくと…
待ち受けるのはリアスの絶景。
この景色が見たいなら、
500円は安い。
どこまでも つなぐ海原 釜石湾 とし蔵
【解説】
かつて鉄の町として栄えた釜石。今は雌伏の時かもしれないが、いすればどこかの未来へつながっているはずだ。海と港がある街は可能性を感じさせてくれる。
今回は久々の大ブログ。楽しんでいただけましたでしょうか?
鉄鉱石の産地にて、近代製鉄の祖となりけむ。
今回はそんな釜石の魅力をご紹介しましょう。
もともと釜石は先ほども言ったように近代製鉄発祥の地。日本では珍しく鉄鉱石が取れる地ということで、大島高任という人物が西洋で学んだ製鉄技術を具現化すべく製鉄所を作ったことが「鉄の町」釜石の始まり。戦中はその軍事的な要地でもあることから、幾度か艦砲射撃をうけたことも…戦後は「新日鉄釜石」が巨大な工場を構え、この地は大いに発展した。しかし、近年、新日鉄は釜石から撤退。9万人いた人口も半分になってしまう。
「地方の斜陽」を具現化したような沿岸の町、釜石だが、それでもGW中は人がいっぱい来ていた。
釜石の魅力は何といっても「三陸沿岸の海産物」
「釜石駅」から徒歩0分にある「サンフッシュ釜石」絶対誰も迷うことはない。
一階はさながら魚市場。
新鮮な海のものが並ぶ。どれもおいしそうだが…
やっぱりうには食べたくなる。
もちろん食堂もある。新鮮な海のものを食べられるとあって、どこも並ばなきゃいけないが、特に一番人気はここ「まんぷく食堂」
全国系テレビでも紹介される店だ。
この海鮮丼セットは1500円。値段の割に付け合わせが多く、リーズナブルだ。
腹を満たした後に乗りたいのは、「はまゆり号」。市の所有する遊覧船で、三陸海岸のクルーズが楽しめる。1500円のコースと2000円のコースがある。(運航距離が違う。2000円の方が遠くまで行く。)
詳細は→→→http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/8,353,46,245,html
この船だ。結構スピードは速い。でも揺れは少ないので快適な船旅が楽しめる。(船旅といってもせいぜい30分ほどだが)
町が遠ざかる。海風と塩辛い水しぶきが心地よい。
船上からの眺めは気持ちが良い。
海上の小島には信仰が。
これが三陸のリアス式海岸。
三陸の岩は美しいと思う。
天気が良ければ、クルーズは気分最高!
船は快適に進む。唸り声をあげながら。
それにしてもさっきから、やたらカモメ(ウミネコ?)が多い。
トンビやカラスもいないこともないが、カモメが圧倒的に多い。
カモメは船客から、かっぱえびせんをもらう。
観客はみな手を伸ばす。飛びながらえびせんを持ち去るカモメは実に運動能力が高い。(事実、カラスでこういう真似が出来るのは一羽もいなかった。)
あれに見えるは釜石観音。
戦時中や、戦後の大津波による被害の冥福を祈る意味で建てられた。今では重要な釜石の観光スポットだ。
よくよく見ると、観音様の胸のあたりに鉄柵が…
これはもしや…
そう!展望台になっている!!(だから入場料500円とられる)
狭い階段を上がっていくと…
待ち受けるのはリアスの絶景。
この景色が見たいなら、
500円は安い。
どこまでも つなぐ海原 釜石湾 とし蔵
【解説】
かつて鉄の町として栄えた釜石。今は雌伏の時かもしれないが、いすればどこかの未来へつながっているはずだ。海と港がある街は可能性を感じさせてくれる。
今回は久々の大ブログ。楽しんでいただけましたでしょうか?