南部吟遊詩人の写真館

このサイトは2023年3月、容量の不足により更新を断念しました。以後は「南部吟遊詩人の写真館2」に続きます。

南昌山に登ってきました。

2018年06月13日 03時43分25秒 | 〇〇山に登ってきました。
南昌山は矢巾の方から入っていきます。この看板が目印。



盛岡から行く際には「ラフランス温泉」に行く途中。何度もこの道は通りました。



矢巾温泉から登山口に行きます。



丁寧な案内板です。この辺のことが一目でわかります。



説明の看板。これによると「銀河鉄道の夜」の「天気輪の柱」はこの南昌山だとのことです。



実在の親友との思い出が込められているんですね。

腐女子たちには格好の的になりそうなエピソードだ…。


さて、行ってみましょう。



ほどなく、「幣掛の滝」に着きます。昔の登山道はここから。



以前にも「幣掛の滝」は紹介していました。



久々です。



幣(神様に捧げる「御幣」)を掛けるから「幣掛の滝」というのだそうです。





以前は工事をしていましたが、何年も前のことですし、もうさすがに終わっているでしょう…。



つきました。数年前と全く変わっていません。




夏は虫(特にアブ)がうるさいですが、この日は涼しかったこともあって、まだうるさいアブは出ていません。







アブがいなければ、真夏にこの滝で涼むのは最高でしょう。





滝の水も本当にきれい。




また来たいものです。





今回は登山が目的なので、進みます。

ゲート付きの道なので冬の降雪期間は閉鎖されてしまうのでしょう。



ここからは、舗装路と未舗装路が交互に現れます。山道です。



いろんなところから、沢が合流するようです。







石碑がありました。



「山神」の石碑です。
ということは、ここも「山神」出没地点だったのでしょうね…。あの、赤くて大きい…。



道の傍はすぐに沢。沢沿いに登っていく道なのですが、この「山神」の碑の辺りで分岐します。



右に分かれる道は、



もちろん林道です。



この先を進むと、何があるかというと…。



神社です。



先ほどの滝からこの神社を経由して、本来はここからが登山道なのです。



(ただ、この登山道は厳しいらしく、「上級者向けです」との看板が…。あとで挑戦してみたいと思います。)

→挑戦してみました!「南昌山に登ってきました②」のページへ。

さて、ここは「南昌山神社」。「幣掛の滝」から来ると、こんな感じになります。




間違い。もう少し引くと、こんな感じです。


(写真が縦にならずにすいません…)

二本の杉の神木が見事な大きさです。

額は、もう少し、上手な方が書かれた方がよさそうな気がします…。



拝殿の中もとてもシンプルなもの。(撮ってしまってゴメンナサイ…)




さて、この「南昌山神社」の説明です。



ちなみに、歴史好きの方は、こちらのサイトもどうぞ。

「岩手県の山岳信仰」のページへ(よそ様のブログです。とても立派な内容で、よく調べ上げています。素晴らしい!!)

やっぱ水源があるから「竜神」信仰なんでしょうねえ…。

さて、ここから、さらに山道を行きます。
今回は古道はお預けにしてみます。




ようやく登山口に着いたようです。



雫石町との境のようですね。



賢治ゆかりの山です。感動!



登山口の案内。初心者用の山のようです。



さて、行ってみますか。



ちなみに、逆側はこう。尾根の縦走ができるみたいです。今度やってみます。



登山口に行きます。





登り始めると、…



間もなく、石碑がありました。摩耗が激しく、表面の字は読み取れません。



案内が丁寧です。



登山道自体は整備されていて、とても登りやすいです。

頂上までちゃんと階段になっています。

ここまですべての道が階段状に整備されている山は、正直、珍しいです。



しかし、斜度が結構あるので、騙されてはいけません。







登山口が5合目。すぐに6合目が現れていました。少し歩くと7合目。そのあとは、次々に看板が出てきます。







こうまで整備されていると、ほとんどトレーニング気分ですね。







もうすぐ、頂上。さっきの南昌山神社から登ってくる「前倉コース」はここにつながっているようです。



「上級者向け」とあります。自分は上級者ではありませんが、どれだけのものか気になります。今度挑戦してみます。



もうすぐ頂上。



着きました!!本当に30分も経たずに登ってしまいました。あっという間でした。



信仰の後ですね。



獅子頭です。



山頂の碑ですな。



またも、賢治の看板。うれしいですね。学が深まります。



眺望台があり、紫波、矢幅の街が見渡せます。





山頂の神木が大きいです。



眺望台のすぐ近くにも…



しかし、ここは、眺望台の周りはこんな感じなので、





眺望台以外はほとんど眺めを確保できないのですな…。



帰りは足元に気を付けさえすれば、なんてことないです。あっという間に下りられます。




この日はとても曇っていましたが、天気がもって何よりでした。

もう一度、さっきの眺望を。



今度は天気のいい日に行きたいものです。厳しい「前倉コース」に挑戦してみたいなあと思います。



以上、南昌山からでした!



【撮影日:2018年6月10日(日)】






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5 コメント

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Unknown (Kaz)
2019-11-02 11:50:52
盛岡生まれで小学校の窓から南昌山が見えていた筈なのに恥ずかしながら南昌山がどれか分からなかった、何せ、似た様な山が連なっていて。それで今更ですが、Google画像検索でやっと南昌山がどれか分かった次第です。その時、このサイトを知り、故郷を懐かしんでいます。

ついでに、栃木の山も好きです。佐野諏訪山、晃石山、石裂山、鳴虫山、前日光、八溝。高い方なら奥鬼怒山、田代山、那須、釈迦かな?

これからも投稿、楽しませて貰います。
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ありがとうございます。 (本人)
2019-11-03 03:46:59
コメント、超、ありがとうございます。山登りは昔栃木にいたときに親父に仕込まれたものでした。列挙してくれた山は登ったものもあれば、知らないものも…そのうち登りたいです!
返信する
Unknown (あっきー)
2019-11-15 13:30:25
矢巾に住んでいますが南昌山に登山できる道があるとは知りませんでした。
写真を参考にして行ってみましたが、登山口が探せませんでした(T . T)

南昌山神社の横をずっと登って行ったのですが、30分ほど歩いたら大きな車道に出てしまいました。
道を間違えたと思い、そのまま降りてきました。

林道に入らず、ぬさかけの滝から続く、細い舗装道をいけばいいのですか?
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登山口 (本人)
2020-02-25 04:21:31
このブログでの登山口は車道を車で上がって峠のところ右手です。看板などが出ているので多分分かるのでは…。「前倉コース」は南昌山神社の付近です。ただ、けっこう大変です。ガチな崖登りが待ってます。
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今年登りに行きます! (初心の者)
2021-01-07 07:33:57
細かな凄いわかりやすいです!参考になりました。行くのが楽しみです。
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