南部吟遊詩人の写真館

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岩泉の「龍泉洞」の源泉となる山は登れますか?

2022年05月09日 06時06分52秒 | 〇〇山に登ってきました。

【撮影日:2022/05/07】

【本日の山行】
12:23 スタート
12:52 分岐点
13:07 「展望台」通過
13:09 「あと500m」地点
13:27 山頂通過
13:46~58 山頂に戻って来て休憩
14:18 分岐点通過
14:40 帰着

(鯨山の記事の続きです)
本日の二本目の山は「宇麗羅山」(うれいらさん)です。

岩手県岩泉町にあります。
龍泉洞の山です。
詳しくは→宇麗羅山のページへ
アイヌ語なんですよね、山の名前が。
つまり、この辺は昔はアイヌ民族がすんでいたってことです。
まあ、ここに限らず東北の地名ってアイヌ由来のものが大変多いわけなんですが。

宇麗羅山への道は狭い道を行きます。


登山口付近は未舗装です。

地元ではメジャーな山らしく、登山客が多かったです。
手ごろな山なのでしょう。

さて、登り始めましょう。


鉄条網が張っていますね。

入口に山菜採集禁止とか入山禁止みたいなことが書いてありましたから、そういうことなんでしょう。
う~~ん、世俗的な山。

山道を進んでいくと、


急に開けたところに出ました。


なんか、小屋とかあります。


畑として開拓した跡なんでしょうか。


けっこうな敷地ですよ。

小屋には冷蔵庫らしき影も見えます。
(もしかして住んでいらっしゃる??)

「憧れの山小屋暮らし」でもしようとしたのでしょうか。


トラクターもあります。


本当にごめんなさい。所有者の方。
なんだか人が最近まで住んでいたような形跡がありました。
しかし、周辺に電線は引かれていない…。
準備だけして断念したんでしょうか…。

とりあえず、登山道に戻ります。


登山口から380mくらいまで来ました。


わりとなだらかです。


この先の看板は木の名前が記されています。


だんだん傾斜が出てきました。


山の右端を登っている感じなので、右側が谷側になっています。


崖です。


けっこうな傾斜ですが、ロープがあります。ありがたい。


見上げるような崖ですね。すんごいですわ。


この辺が多分、一番の難所です。


崖を登り切りました。分岐らしきところが見えます。

道の真ん中に石を重ねた塚があります。

左と右に別れています。


右はフナクボコースというらしいです。(船久保??)

YAMAPの地図になかったのですが、こっちからも登れる模様。
この先でもう一方の「尾根コース」と合流するらしいです。
合流地点は見つかりませんでしたが。

とりあえず、尾根からの眺めを楽しみたかったので、尾根コースに行きます。


ちょっと登ると、あとは尾根です。なだらかです。


木々の隙間から岩泉の里が見えます。


道は狭いですが、はっきりとわかる一本道です。


けっこう密林です。


尾根ですから降りることもあります。


そして登ることもあります。


なんか見えてきました。

「展望台」だそうです。

岩泉の町が一望できます。


街中の方面ですね。あまり下をのぞき込むと、落ちてしまいそうです。

けっこう崖で怖いですね。

遠くの山々は果てしない。北上山系です。遙か早池峰まで続きます。


向こうの谷の間を行けば盛岡方面です。

途中に小さな集落がいくつもあります。

山頂まであと500mほど。もう少しです。


展望台終われば、また密林。


倒木。


でも、道が分かりやすいのはありがたい。


こんな山頂付近にまで大木が。


白い綿毛のあるような樹がきれいでした。

(なんていうんですか、これ??)

そうこうしているうちに山頂に着きました。


標高600mです。地図によれば599mとか書いてあったような気もしますが、まあ大差ないです。


で、下調べ不足。

音床山(おんどこさん)というのも隣にあるらしいじゃないですか。
う~~ん、どうしよう。
そこまで歩くと帰りが微妙ですねえ…。
今回はやめておきますか。

ここからは真下に岩泉の町は見えないですね。


面白いものを発見。

炊飯ジャーです。

送り仮名に「わ」が多いです。「幸せ」です。(*´Д`)
まあ、それはいいとしても、炊飯ジャーの釜部分を黄色く塗るこのセンスは一体…。

まあ、鳴らしておきましたけどね。

今日のところは帰りますか。

あまり難所のない山です。
あの岩場の崖もロープがあるから、ゆっくり下りれば問題ないですからね。
あまり水の出ていない山だと思いました。
やっぱり龍泉洞に全て流れていくからでしょうか。

帰りの山道で1か所くらいぬかるんでいただけです。


帰りも順調でした。
今日の山行は終了。

ああ、楽しかった。 


【総評】
一日に二本目はさすがにツライ。しかし、やればできる!っていうかなんとかなる。
山登りに体が慣れている感じ。
疲れているけど、なぜかサクサク登れる不思議な感じ。
この日も風が強かったし、汗はかくけど風は少し寒い。
体温調節がちょっと難しい日。
麓の廃屋がけっこう気になる。
誰か確実に住もうとした気配がある。
このブログには載せていないのですが、
小屋の中には冷蔵庫やテレビ、カレンダー、時計やベットなどがあり、生活しようとした跡が見られます。
ただ、水道も電気もないんだよなあ…。

(終わります)



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