南部吟遊詩人の写真館

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大槌町には海の見える山があるんですか?(鯨山)

2022年05月09日 05時58分05秒 | 〇〇山に登ってきました。

【撮影日:2022/05/07】

【本日の山行】
6:15 出発
6:19 登山口
6:28~32 小休止
6:37 「休憩」ポイント通過
6:52 露岩帯
7:00 稜線分岐通過
7:06~16 三角点小休止
7:20 「390mピーク」通過
7:39 十文字分岐通過
7:47~52 小休止
8:20 山頂到着
8:52 出発
9:16 十文字分岐通過
9:35~45 小休止
10:11 帰着


春の朝は寒いです。

川霧が立つほどに。


海に出てきました。


太平洋からの日の出。

これが見たかったのです。

海が静かですね。


どうも!
南部吟遊詩人です。(なにこのノリ)
本日は「陸中海岸青少年の家 マリンランド陸中」に来ています。

いい天気です。

本日のターゲットはコチラ!!

「鯨山」です。
あれに登りたいと思います。
海の近くにあるから「鯨山」?なのでしょうか?
なんとなく、ちょっと調べてみたらいい感じの山っぽいので、行ってみたいと思います!
(軽いな(*´Д`))


青少年の家に駐車の断りを入れます。
もちろん「入山名簿」も記入していきます。
職員さんがやさしく対応してくれます。

ちなみに、地図ももらえるので、これは必須でしょう。

さすがに地元の方が書いたらしく、懇切丁寧な地図。
これをゲットしない手はありません。
山では地図が命です。
(個人の感想です)

登山口は「第二営火場」の方にあります。

ちょっとだけ登ります。


奥に登山口が見えますね。


ここです。


うおお!!(*´Д`)

なんて年季の入った案内図!

まあ、ともかく行ってみますか。


おりしもツツジの季節。


山は緑。気持ちがいいです。


あちこちにツツジが見えます。


朝は寒かったですけれど、だんだん汗ばんできました。


少し開けたところに出ました。

「休憩」ポイントです。
地元の小学生が山登りに使うらしく、ペース配分も考えられているのでしょう。

こういう案内板もいたるところにあります。


空はとてもいい天気。


少しずつ登っていきます。このくらいならまだまだ楽勝。

なにせ後半はかなり急峻みたいですからね。地図によると。

杉木立の中も歩きます。


岩がゴツゴツむき出しの場所に出ました。


地図にあった「露岩帯」ですね。


ふと見ると、海が見えます。

沿岸の山ってこれがいいですね~~( *´艸`)
海も山も楽しめる!

案内板が見えてきました。


なんと五葉山も見えるとか???


そいつあ、楽しみだ。
さて、分岐に出てきました。


右に行けば「ロータリーの森」だそうです。

いろんな登山道があるようです。
色々試してみたいものですな。

この辺は、尾根。遠くがよく見えます。


進むべきは左側の道。


ゆるやかな尾根道を行きます。


三角点です。この辺がYAMAPの地図によると402.6mの地点だそうです。


尾根道はだいぶ景色がいいです。


ん?道路が見えます。


登山道ではないようですが、何の道路でしょう?

車が一台分くらいは通れそうです。
開発用の道路なのでしょうか???

「390mピーク」に来ました。

実際にはさっきの三角点の方が高いようですが。

海が見えていい気分です。


尾根道はいい気分です。


「森林浴は健康のいずみ」ですって。いいこと言います。


何の看板かと思ったら「禁猟区」でした。

確かに鉄砲で打たれたらかないません。

尾根道はまだまだ続きます。




さっきの開発用道路?も並行して続きます。

なんなんでしょう?アレ?

尾根道はやがて下り、


分岐に来ました。

青少年の家でもらった地図によれば、この先が「十文字分岐」です。

とりあえず、まっすぐ行きます。


急坂を降りていきます。


分岐に到着しました。


鯨山に登るにはここからまた登りです。


右に行けば「織笠」の方面。いくつも登山道があるようです。

なんか面白そうなので、今度行ってみます。
(軽々しく言うな)

左に行けば「大沢川コース」。

帰りはそこから行きたいと思います。

とりあえず、登って鯨山を目指します。


最初はなだらかな登りです。




ロープが出てきました。


だが、まだ岩場ではないようですね。


坂がきつくなってきました。

ロープがありがたいです。

でも、まだ道は広いですね。


いよいよ岩が出てきました。


かなりゴツイ岩です。


本格的に岩の登山道ですね…。

面白くなってきました。

ロープも鎖もあります。


どんどん険しくなります。


あまりに険しい岩は側面を登ります。

いやあ、アドベンチャーですねえ。

ちょっと休めそうなところもあります。


でも、楽しいので、登ります。


少し落ち着いてきました。


大分高くなってきたので、景色がいいです。

この鯨山が付近で一番高いのでしょう。

木々の間から海も見えます。


まだまだ険しい岩場の登りがあります。

第二ラウンド開始!!!

と、思って登り終えると…、

玉垣!!これは…!!??

おお!山頂のようです!!!


「鯨山神社」に来ました!!


石造りの祠というか社殿というか、この地によくもここまでのモノを作りました。

すんごい年季を感じさせますね。
地元の信仰心を強く感じさせます。

それにしても感動したのは、桜。

5月だというのに、山頂はまだ桜が咲いていました。

見てください、これ!


けっこう満開に近いですよ。


さて、そんな鯨山の山頂なのですが、


この鳥居が祠の先にあるってことは、


私の登ってきたのは神社の裏手からのぼってきたということです。


では、鳥居の先には何があるかというと…。

(祠の方面からの写真です)

こんな建物があります。


山小屋か、トイレか、なんらかの配電施設、給水施設かと思いきや、

拝むところがあります。一応、神社?のようです。

その先は、こんな感じ。他に登山道があるようです。

そっちが表参道になるのですね。

さて、山頂からは絶景の海が見えますが…、

どんな島なのでしょう?

こんなのがありました。

見比べるとわかりやすいですね。


右側はこっち。




ちなみに、早池峰山も見えます。


遠野のウインドファーム(風車群)です。


今日は遠くに雲が浮かぶ、いい日です。


ああ、雲のようにのんびりしたい。

いつまでも空に浮かんでいたいなあ…。

さて、いつまでもこうしていられませんし、行きますか。


先ほどの崖(アドベンチャーコース)を降りていきます。
ロープや鎖を多用すれば、そうそう難しいものでもありません。


十文字分岐に来ました。


行きとは違ったコースを行きたいと思います。

大沢川コースです。

さっきの十文字分岐の手前を降りてくるとこっちに合流します。


道は分かりやすいです。川沿いに川沿いに行くのがポイントです。


広い道です。


まだ上流のうちは川の流れがほとんど見えません。


森が開けたところもあります。


今日は、青空が眩しい!!!(*^▽^*)


だんだん川の流れが出てきました。


いたるところから山から水があふれてきています。


水がきれいです。

ちょっとした渡渉です。

少し崩れたところもありますが、大したことはありません。


分岐です。紛らわしいですが、左に降りていきます。


案内板もあります。青少年の家に戻るコースです。


ちょうど木陰になる、絶好の休憩ポイントだと思います。


せせらぎも近くにあり、


この先は森が途切れ、厳しい日光にさらされるルート。一休みがおススメです。


さて、行きますか。


このあたりから、木々がけっこう伐採されています。

遠くに海が見えて眺めはいいですね。

林道?らしきところに出ました。


木々がすごい伐採されています。


しかも、この道路、かなり重機が行き来するような道路ですな。


間伐作業中ですって。

しっかし、大規模な伐採ですなあ。
これも森を再生させるためには必要なんですかね~~?

しばらくこの開発道路を歩きます。

樹がないから日差しがキッツイです。

山から水が出てきます。


それが、歩道を渡って次々と隣の川に流れていきます。


本当に川沿いの道です。

頼りなかった流れもたくましくなりました。

土管を使って流しています。
たぶん、土砂崩れで川がせき止められるのを対策しているのでしょう。


この川、沢登りコースにもなっているようです。

小学生でも安全に気をつければ楽しい沢登りができるでしょう。

まだ林道の道は続きます。

完全に車両用道路ですね。

森が復活しました。

木陰が気持ちがいいです。

途中に沢登り②と書かれたポイントがありました。

どんな運用をするんでしょうね。

木陰の散歩道は実に気持ちがいい。

この道は青少年自然の家のどこら辺に繋がるのでしょう。

あ、出口ですかね???


谷川とは大分離れました。


三陸道路が見えますね。


出てきましたね。ハイキングコースの終点です。


なるほど、青少年の家の下に出てきました。

いいコースでした。


【総評】
けっこう長いコース。超、楽しめる。
今回のコース選択は実に正解だった。
行きの登りは難易度もそれなりにあって達成感がある。
帰りに大沢川コースは歩いていて楽しい。
迷わない登山道って本当にいい。山登りを純粋に楽しめる。
けっこう開発されている感が少しだけ残念。



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