手抜きと言われればその通りですが
私は、子どもたちの家庭学習の丸付けを、授業中に子ども同士で行っています。
私は、級外です。
時間単位で、あのクラス、このクラスと移動して授業をします。
他の先生より空き時間は多いのですが、その分助勤が多いです。
また、お客さんの対応やら、提出文書やら、必要な子の支援やらで
なかなか宿題をきちんと見てあげる時間がとれません。
宿題って、出したからにはしっかりと丸付けをし
よいところはほめ、ダメなところは指摘しないと、時間の無駄になります。
それが、なかなか中途半端にしかできません。
そこで、授業の最初の3分を、隣同士で答え合わせをする時間にしました。
二人でノートを付き合わせて、
「約510000」
「約312000」「あれ、それ万の位までだから、310000だよ。」
なんて、声を合わせて丸を付け合うのです。
二人の答えが同じならよし。
異なるのなら話し合い納得すればよし。
納得できないときは答えを見て確認します。
これのメリットはいくつかあります。
・忘れ物ができない。また忘れたときにごまかせない。
・間違ったときにすぐその場で教えてもらい、直せる。
・問題が何を要求しているのか分かるようになり、賢くなる。
・作業の手際がよくなる。
・友達と協力せざるを得なくなる。
・ミスをしないように、家庭で丁寧に取り組むようになる。
(×は付けてほしくないし、×が多いと恥ずかしいから。)
何にもまして、休み時間モードが、瞬時にして集中モードに変わります。
だって、自分のノートに×がつくか、○がつくかは大問題ですから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます