絵画に取り組むとき、どの子もよい作品を作りたいと考える。
その際、私たち教師が支援できることは大きく分けて三つだと思う。
1 構図・構想など根幹に係わる部分。
2 下絵。
3 色塗り。
その他の、感性の部分は、偶然見えた部分を褒めて伸ばしたり
友達同士学び合い、感じ合い、高め合っていってもらうしかない。
3 色塗りでも、私たちが支援できることと、出来ないことがある。
できることは、
混色の仕方を教えること。(パレット上・紙上)
塗る方向を教えること。
ぐらいだろうと思う。
つまり、目に見える部分しか、
言葉として伝えられる部分しか、
支援できないのだ。
そこで、私は、パレットの使い方については、徹底して指導している。
上記の写真の女の子は、
「赤」「青」「茶色」「黄土色」の四色から、
40通りぐらいの色を作って塗っている。
だから、彼女の作品は、
水彩絵の具の透き通るような、きれいな混色が可能になっている。
(下のタケノコの写真が、今、彼女の取り組んでいるもの)
私は出入りで図工を行っている。
隔週で、1時間だけの図工がある。
そうした場合、片付けの時間が大変もったいない。
流しが少ないから、10分前に
「終わり~。きりがついた人から、片付けて!!」
と指示することになる。
しかし、こうした丁寧なパレットの使い方をしていると
作品が仕上がるまで、洗う必要がなくなる。
パレットの部屋に作った混色した色は
次の時間にも、水を付ければすぐに、塗れる状態になるのだ。
下記の写真は、もう二週間洗っていないパレットだが
このまましまえば、
次時に、この続きからすぐに始めることができる。
混色が上手になってくると、
同じような色で、微妙に違う色が作れるようになる。
こうなると、色作りがおもしろくなる。
同じ色でも、こうした微妙な違いのある色で塗っていけば
立体的な作品になっていく。
渡邉正人@川崎ジオポイントです.
学びの糧がいっぱいのtotoroの小道
のファンになりました.
今後も,散策させていただきます.
よろしくお願いします.
数年前、各学年の理科を担当することがあり、その際、科学や物理の分野は実験があり子どもたちを引きつけることができました。でも、地学の分野は、それが難しいと感じました。そこで、自分なりに地学の実験を工夫した時期がありました。
ぜひ、おもしろい授業の素材やあり方を教えていただけると嬉しいです。