私「昨日は、どんな勉強をしたっけ?」
子「小数の割り算。」
私「今日も小数の割り算をもう少し勉強するけど、
昨日は、1Lのコップを使う説明が上手くできなかったので
だれか、それにも挑戦してほしいです。」
(10倍して商を求め、10分の一する説明はできるが、
前時は0.1の何個分という考え方の定着が弱いと感じたので。)
「よ~い、始め。7分間で、複数の考えをノートにまとめなさい。」
思い思いの解き方で、計算のやり方をノートにまとめます。
自分のノートができた子から、黒板に出て書き込みます。
これには、3つの意図があります。
(1)速くできた子が暇をもてあそばない。
(2)自力で解決できない子が、板書を見て、自学の手がかりを得る。
(3)7分後に、全員で板書を使って話し合いを始める準備。
7分たつと、黒板には何通りかの考えが書かれ終わります。
全員、鉛筆を置き、黒板に書いた子が発表し始めます。
子どもたちは、この発表を真剣に聞きます。
だって、真剣に聞いていないと、大変なことになるからです。
私「Aさん、今のBさんの発表の意味が分かりましたか?」
A「はい。」
私「では、Aさん、前に出て理解したことを説明してご覧なさい。」
.....................
と、私が頻繁に指名するからです。
この日は、7通りの板書ができました。
その後、同じ所を探します。
話し合いの結果、2通りの説明に大別できることがわかりました。
(1)10倍して計算し、最後に10で割る。
(2)1.6は、0.1が16個と考える。
どちらも説明できるようにしたいと思います。
この後、練習問題を5分行いました。
浜松授業研究の会予定 第20回以降のご案内をします。 |
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